詩の本の思潮社

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2019年12月28日発売 現代詩手帖2020年1月号




【作品特集】現代日本詩集2020

新連載詩
吉増剛造 Oh! Mademoiselle Kinka! VOIX/声
松浦寿輝 人外詩篇 1

作品Ⅰ
谷川俊太郎 言葉を覚えたせいで
中村 稔 五月の那須高原
新倉俊一 冬の海辺
天沢退二郎 決して奇跡などとよべない奇述の試み――風の村にて
渡辺武信 花道花吹雪 他一篇
粕谷栄市 幽霊

受賞第一作
岩阪恵子 ヤブガラシ――第57回歴程賞受賞第一作

作品Ⅱ
高橋睦郎 血もて歌ふ 他一篇
川田絢音 代赭の
藤井貞和 蔓(つる)の詩篇
佐々木幹郎 葉、その後
荒川洋治 模型
井坂洋子 虚点

作品Ⅲ
稲川方人 十一日の庭
吉田文憲 丘のうえ
中本道代 断裂
朝吹亮二 季節
野村喜和夫 岬インテグラルツアー
城戸朱理 国境

小詩集
福間健二 少年でなくても
池井昌樹 龍 他二篇

作品Ⅳ
小池昌代 午後四時
四元康祐 VLADIVOSTOK・東方を制覇せよ!
齋藤恵美子 跨線橋
川口晴美 空の轍
杉本 徹 惑星の秋 月光荘のこととか
杉本真維子 焼納

長篇詩
平田俊子 煙
和合亮一 降るぞ雨え降る雨ぞえ雨

作品Ⅴ
蜂飼 耳 坂道
小笠原鳥類 図鑑の唄
日和聡子 フェレット
岸田将幸 (どこに行ったのか……)
三角みづ紀 パプリカミュージアム
森本孝徳 留具と献体 Ass Meducation
岡本 啓 野のきれはし #4・最終回


展望対談
瀬尾育生+中尾太一 抒情・フィジカル・非同調――この十年を越えて

連載
北川 透  《灰暗の森》を通る道――『記号の森の伝説歌』を読む① 吉本隆明、最後の詩の場所

クリティーク
南谷奉良 「吉本隆明がいる」ということ――瀬尾育生『吉本隆明からはじまる』

書評
宇佐美 斉 変幻自在と揺るぎのなさ――岩阪恵子『鳩の時間』
中西弘貴 駅に立つ人――川上明日夫『無人駅』
白井明大 一人足を運ぶ――水島英己『野の戦い、海の思い』
田中庸介 詩にはバイオロジーが不足している――彦坂美喜子『子実体日記――だれのすみかでもない』

レクイエム
井口時男 木霊(エコー)の森で――追悼・室井光広
小池昌代 輝く一日の米屋さん――追悼・米屋猛
水島英己 風の詩人――追悼・中田敬二

新連載
早崎主機 野田理一『願はくは』 戦前期の詩書を読む

連載
扉野良人 他力としての印刷――『天文版 三帖色紙和讃』 生存のための書物
井上法子 羨望と希望と――東直子『春原さんのリコーダー』、『青卵』の文庫化 ここから、歌の世界は
外山一機 ヨネ・ノグチと芭蕉――ヨネ・ノグチ『明界と幽界』 俳句の静脈

月評
福田拓也 出来事として到来する詩 詩書月評
中島悦子 間違いながらも進む 詩誌月評

新人作品
1月の作品
川島雄太郎、ピエルロモント、宮川朔、紫衣、小川裕志、一由悠太、広友詞子、伊藤大蔵

新人選評
野木京子 詩集に向かう力量と覚悟
阿部嘉昭 一篇の影には隠れた無数がある

増頁特別定価1650円(本体1500円)

次号2月号は、作品特集「現代詩最前線2020」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2010年-2019年バックナンバー


2010年-2019年のバックナンバー(目次)はこちらからご覧になれます。

【2019年】

1月号 現代日本詩集2019
2月号 追悼・入沢康夫
3月号 これから読む辻征夫
4月号 これから詩を読み、書く人のための現代詩入門
5月号 台湾、現在進行形
6月号 詩の未来へ〜現代詩手帖の60年展
7月号 時里二郎/中本道代
8月号 東アジアのパースペクティヴ――モダニズムをめぐって
9月号 歌仙のあらたな試みへ/これから読む宗左近
10月号 佐々木幹郎――詩の磁場へ
11月号 瀧口修造、没後40年 実験とは何か/追悼・長谷川龍生
12月号 現代詩年鑑2020

【2018年】

1月号 現代日本詩集2018
2月号 21世紀の批評のために
3月号 詩と哲学――新たなヴィジョンへ
4月号 和合亮一、広がる詩の水平線/追悼・石牟礼道子
5月号 新鋭詩集2018
6月号 『月に吠えらんねえ』の世界
7月号 ヨネ・ノグチ
8月号 海外からの風/鮎川信夫賞を読む
9月号 応答、金時鐘/森崎和江の詩と思想
10月号 現代詩1968/『月吠』番外編
11月号 演劇に行こう〜越境する言語と身体
12月号 現代詩年鑑2019

【2017年】

1月号 現代日本詩集2017
2月号 ボブ・ディランからアメリカ現代詩へ
3月号 ダダ・シュルレアリスムの可能性
4月号 野村喜和夫と現在/第8回鮎川信夫賞
5月号 旅する現代詩
6月号 追悼・大岡信
7月号 新鋭詩集2017
8月号 エミリ・ディキンスン
9月号 荒川洋治、いま何を描くか
10月号 詩と料理
11月号 レベッカ・ブラウン/ドイツ現代詩レポート
12月号 現代詩年鑑2018

【2016年】

1月号 現代日本詩集2016
2月号 川田絢音の詩
3月号 詩と歌――作曲という批評/演劇の現場から
4月号 粟津則雄 批評と詩魂/第7回鮎川信夫賞
5月号 江代充が拓くもの
6月号 鮎川信夫没後30年/追悼・加島祥造
7月号 吉増剛造、未知の表現へ
8月号 2010年代の詩人たち
9月号 古典詩への誘い
10月号 詩の生まれる場所/長野まゆみと詩人たち
11月号 黒田喜夫と東北
12月号 現代詩年鑑2017

【2015年】

1月号 現代日本詩集2015
2月号  北川透、詩と批評の未来へ
3月号 いま、ここで、詩を語ること/追悼・岩田宏
4月号 西脇順三郎ルネサンス/第6回鮎川信夫賞
5月号 SF×詩/岡本啓『グラフィティ』を読む
6月号 高橋睦郎――死者の声、冥府の力
7月号 ポスト戦後詩、20年/フェルナンド・ペソアの海
8月号 戦後70年、痛みのアーカイヴ
9月号 谷川俊太郎『詩に就いて』を読む
10月号 東アジアから考える/鮎川信夫賞を読む
11月号 石原吉郎の100年/新井豊美――「ゲニウスの地図」への旅
12月号 現代詩年鑑2016

【2014年】

1月号 現代日本詩集2014
2月号 追悼特集 飯島耕一/辻井喬
3月号 辺縁という詩の場所/追悼シェイマス・ヒーニー
4月号 詩人林芙美子 生誕111年/第5回鮎川信夫賞
5月号 詩と、こどもと――未来の詩人たちへ
6月号 吉田文憲――残響へのまなざし/新鋭詩集2014
7月号 詩からアートへ/アートから詩へ
8月号 生命をつなぐ架け橋――東アジアの詩の未来/追悼・那珂太郎
9月号 谷川俊太郎の〈こころ〉を解く/詩論集を読む
10月号 立原道造 生誕百年/石牟礼道子
11月号 共同詩、詩を開くために/見えない波――朗読紀行2014
12月号 現代詩年鑑2015

【2013年】

1月号 現代日本詩集2013
2月号 吉原幸子の世界――没後10年
3月号 北欧現代詩と出会う
4月号 現代詩花椿賞、30年/新鋭詩集2013
5月号 大震災のあと、私たちは何を表現するのか
6月号 夏の作品特集――詩を生きる地
7月号 藤井貞和が問う
8月号 詩と絵――幸福な出会い
9月号 詩型の越境――新しい時代の詩のために
10月号 ルイ・マクニースを読む/広部英一の詩
11月号 山之口貘――生誕110年、没後50年
12月号 現代詩年鑑2013

【2012年】

1月号 現代日本詩集2012
2月号 トーマス・トランストロンメルの世界
3月号 いまここに、詩の声を/追悼 新井豊美
4月号 第3回鮎川信夫賞/追悼 牟礼慶子/新鋭詩集2012
5月号 追悼総頁特集 吉本隆明
6月号 現代詩手帖賞の詩人たち
7月号 ゲーリー・スナイダー・イン・ジャパン/吉本隆明
8月号 夏の作品特集――記憶と現在
9月号 嵯峨信之――愛と死の唄/杉山平一を読む
10月号 ニュートランスレーション――翻訳の詩学
11月号 詩にとってセクシュアリティとはなにか
12月号 現代詩年鑑2013

【2011年】

1月号 現代日本詩集2011
2月号 新しい出会いのために
3月号  越境するアジア――東アジアの詩は、いま
4月号 エドゥアール・グリッサン/第2回鮎川信夫賞
5月号 東日本大震災と向き合うために
6月号 21世紀の北園克衛/応答、3・11
7月号 詩人たちの春2011/新鋭詩集2011
8月号 夏の作品特集――いま、ここで
9月号 伊藤比呂美――家族・越境・ニホン語
10月号 萩原朔太郎2011
11月号 福間健二、詩と生きる/追悼・清水昶
12月号 現代詩年鑑2012

【2010年】

1月号 現代日本詩集2010
2月号 ぼくたちはなぜ詩を書くのか/アジア現代詩祭2009
3月号 中原中也再訪/やまだ紫の世界
4月号 鮎川信夫と出会う/第1回鮎川信夫賞
5月号 日本語で書くということ
6月号 短詩型新時代 ※品切れ
7月号 文月悠光/ジェローム・ローゼンバーグの宇宙/新鋭詩集2010
8月号 夏の作品特集――ふたたび闘うために/デジタルネットワークで詩は可能か
9月号 大野一雄――詩魂、空に舞う。 ※品切れ
10月号 朝吹亮二 vs 松浦寿輝/ななおさかきの地球B
11月号 詩的60年代はどこにあるのか――安保50年
12月号 現代詩年鑑2011