現代詩手帖2019年5月号が27日に発売になります。

【特集】台湾、現在進行形
◎作品
鯨向海、楊佳嫻、騒夏 台湾詩新世代作品選 及川茜訳
◎論考
及川 茜 台湾の文学空間の現在 制度、セルフメディア、海外華人作家について
楊佳嫻 鯨向海の詩、性の歓び、そして台湾文学 及川茜訳
騒夏 たったひとつの性では満たされない 及川茜訳
劉靈均 「同志文学」について 戒厳令解除後の台湾のLGBT文学
◎Report
山田亮太 誰かの夢に触れるということ 鯨向海『Aな夢』に寄せて
綾女欣伸 私たちがまた穏やかにならないように 台湾独立書店・出版の熱源
劉怡臻 台湾詩の周辺事情
【小特集】『日曜日の散歩者』からスタートして
◎インタビュー
巖谷國士 シュルレアリストの台南散歩
黄亞歴+陳允元 風車詩社の周辺
◎論考
瀬尾育生 占領状態について
季村敏夫 石ほどには沈黙を知らず
朝吹亮二 林修二の詩 シンポジウムから
エリス俊子 海に響くことば 台南より届いた声
金子 遊 台南の超現実的ドキュメンタリー
早﨑主機 可能性としての西川満
【発表】第57回現代詩手帖賞
◎作品
石松 佳 telephone
柳本々々 パレード
◎選考対談
松下育男+須永紀子
開かれた世界で突き抜けてゆく
◎作品
平田俊子 小島さん
齋藤 貢 むねの川 第37回現代詩人賞受賞第一作
水下暢也 冬のつもり 第69回H氏賞受賞第一作
◎連載詩
片岡義男 より良いことを選択しながら #8
朝吹亮二 迷宮 荒ぶる季節の唄
中尾太一 パパパ・ロビンソンの詩日記から
ジェフリー・アングルス+大崎清夏+カニエ・ナハ
楽 トライアングル・ポエトリー〈象〉
◎連載
室井光広 詩嚢中の錐 〈詩記列伝〉序説
◎連載
夏野 雨 詩を生きる地
新井 卓 陽の光あるうちに
月永理絵 映画試写室より
外山一機 俳句の静脈
井上法子 ここから、歌の世界は
◎月評
宗近真一郎 詩書月評
白井明大 詩誌月評
◎Book
有働 薫 シャルル・ボードレール/山田兼士訳・解説『小散文詩 パリの憂鬱』
◎Review
安住紀宏 展示になる最中の、最果タヒの詩は。
◎新人作品 5月の作品
◎新人選評
松下育男、須永紀子
定価1280円(本体1185円)
なお、次号6月号は「現代詩手帖創刊60周年」を予定しています。どうぞお楽しみに。