詩の本の思潮社

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2021年9月28日発売 現代詩手帖10月号

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【特集】定型と/の自由――短詩型の現在

座談会
佐藤文香+山田 航+佐藤雄一 俳句・短歌の十年とこれから 現代にとっての詩歌

作品
大森静佳 closet
千種創一 遊ぶための園
井上法子 沈石(いかり)
川野芽生 その炎の白
鴇田智哉 二〇二〇年二月二九日
小津夜景 ロゴスと巻き貝
中嶋憲武 アルキル基
生駒大祐 百年

アンケート
詩人に聞く「刺激を受けた歌集・句集」
暁方ミセイ、阿部嘉昭、井戸川射子、岩倉文也、小笠原鳥類、カニエ・ナハ、鈴木一平、髙塚謙太郎、萩野なつみ、蜂飼耳、文月悠光、マーサ・ナカムラ、水沢なお、峯澤典子、望月遊馬、森本孝徳、山﨑修平

論考
福田若之 〈正風〉の不在 句がふるえるあいだ
西村麒麟 後の月
安里琉太 この十年についての幾つかの印象
松本てふこ 神野紗希の謎
白井明大 もう一つの知覚 客観叙述とゾーンをめぐって
藪内亮輔 多様化するリアリズムと、その先 昏れてゆく短歌
瀬戸夏子 以前のこと
鈴木ちはね 学習について
石松 佳 複雑性の精神
柳本々々 でも川柳だと信じてる


長篇詩
伊藤比呂美 八月の光

新連載詩
高橋睦郎 あなたへ ホメロスまたはホメロスたちへ

作品
松浦寿輝 人外詩篇 21
文月悠光 ファイターレッド 痛みという踊り場で
マーサ・ナカムラ 耳子は振り返らない 柔らかな壁を押す
颯木あやこ 花のポリフォニー

連載
酒井直樹+坪井秀人 国民語を再考する 荒地を荒地として生きること

追悼・沢崎順之助
江田孝臣 沢崎順之助氏の訳業
沢崎順之助 マリアン・ムアの「スチーム・ローラーへ」 未発表エッセイ

レクイエム
斎藤恵子 白薔薇が一輪 追悼・田中郁子

書評
津久井五月 こぼれる詩人の水面 松下育男『コーヒーに砂糖は入れない』
田島健一 その見えにくさこそ 貞久秀紀『外のなかで』
小縞山いう 空の器経由 須永紀子『時の錘り。』
森島章人 ひかりの柩 江田浩司『律――その径に』
田中 勲 いい人と云う連鎖 伊勢功治『北方の詩人 高島高』

レビュー
後藤美和子 自立するオブジェたち マン・レイと女性たち

月評
松尾真由美 それぞれのリアル 詩書月評
奥間埜乃 断たれる手 詩誌月評

新人作品
10月の作品

新人選評
小池昌代 跳馬、あん馬、つり輪
岡本 啓 詩の器


表紙・特集扉作品=BIEN
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年11月号は、「特集・ミャンマー詩は抵抗する」を予定しています。どうぞお楽しみに。

ご予約はこちらから

 

2021年8月27日発売 現代詩手帖9月号

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【特集】人類学/詩/映像

序言
管 啓次郎 三つの道なき道 「人類学/詩/映像」へのイントロダクション

作品
川瀬 慈 ムジェレ

対談
太田光海+小田 香 未明へ 関係性を撮る

論考
管 啓次郎 かれらが引き留めた光、未来の光 人類学的ドキュメンタリーと詩
金子 遊 悪魔たちの交感(コレスポンダンス) マイケル・タウシグ論
青木 敬 紡がれる詩/あぶり出される風景

エッセイ
新井 卓 映画の方へ 震災後フィクション映画と二つのゴジラ、そして死者たち
イリナ・グリゴレ 無関心ではない身体 民族誌映像とその他の残されたもの
ふくだぺろ ヒト以前の詩
布施琳太郎 いつまでも明け続ける夜のなかで

資料
川瀬慈、太田光海、小野香編 ブックリスト

巻頭詩
文月悠光 パラレルワールドのようなもの 痛みという踊り場で

連載詩
松浦寿輝 人外詩篇20
落合多武 WS  N(皮剝物語)

作品
小笠原茂介 ジゼル激変
藤田晴央 風の球体
高橋玖未子 耳かき
岡島弘子 水の色
高田昭子 眠る児たちよ
新倉葉音 いたみ

アンケート
田口麻奈(質問)、藤井貞和、野沢啓、野村喜和夫、坪井秀人、宮崎真素美 応答「「荒地」から考える」

連載
酒井直樹+坪井秀人 近代化の中の「日本語」 対話2

新連載
吉増剛造+和合亮一 「記憶の未来」の先端で 石巻から/浪江から

連載完結
飯吉光夫 ドイツの最新詩人たち 3 ヨーロッパ/ドイツの最新詩人たち・最終回

クリティーク
矢野静明 ことばの新旧 加藤典洋の詩(下)

書評
佐々木安美 ない人の歌、ない人の物語。 池井昌樹『古い家』
阿部公彦 崇高な飛翔 颯木あやこ『名づけ得ぬ馬』
久谷 雉 「あいさつ」のエロス 現代詩文庫『松岡政則詩集』
北原千代 「さ緑」から「みどりの点点」へ 現代詩文庫『斎藤恵子詩集』
十田撓子 Where the angels are 現代詩文庫『福井桂子詩集』
中村えつこ 新たな角度からの発見 金智英『隣の国のことばですもの――茨木のり子と韓国』
辻 陽介 内側に分け入るまなざし 金子遊『光学のエスノグラフィ――フィールドワーク/映画批評』 
佐藤モニカ もう一人の自分を訪ねる旅 神里雄大『越えていく人』

連載
水下暢也 無題10 小森はるか『the place named』 散文を映像に
船越素子 アンティゴネーはいった 妹よ 花束の弾を込めて わたしが詩を書くとき
今野 真 フィジカル 衣更着信『庚申その他の詩』 詩集偏愛図書館
藪内亮輔 異能の短歌史家として 瀬戸夏子『はつなつみずうみ分光器』 昏れてゆく短歌
福田若之 読点の位置 佐藤文香『菊は雪』 句がふるえるあいだ

レビュー
川島雄太郎 望まなくとも在る景色 小縞山いう+鈴木いづみ「寒天景色」

月評
松尾真由美 寄る辺なさの強度について 詩書月評
奥間埜乃 手渡す手 詩誌月評

新人作品
9月の作品

新人選評
岡本 啓 読むことで教わる
小池昌代 言葉が指し示す事実


表紙作品=スクリプカリウ落合安奈
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年10月号は、「特集・定型と/の自由」を予定しています。どうぞお楽しみに。

ご予約はこちらから

 

2021年7月28日発売 現代詩手帖8月号

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【特集】「荒地」から考える

鼎談
瀬尾育生+樋口良澄+田口麻奈 戦後詩研究の射程

対話
酒井直樹+坪井秀人 荒地を荒地として生きること

論考
井上 健 「荒地」派詩人たちのアメリカ
齋藤 一 〈私〉たちの詩学
三原芳秋 静かに走れ すみだ川 鮎川信夫とT・S・エリオット
菊池有希 一九四七年の一情景を描き出す 「囚人」から「アメリカ」へ
カリーヌ・アルネオド すべての道は「荒地」に通ず
野村喜和夫 鮎川信夫と田村隆一の仏訳をめぐって Ayukawa Nobuo『POÈMES 1945-1955』/Tamura Ryûichi『LE MONDES SANS LES MOTS』

翻刻
田口麻奈編 荒地へ帰る、歴史へ帰る 鮎川信夫宛二村良次郎書簡

対話
榎木融理子+松下育男 父・北村太郎 詩と人生

長篇詩
倉田比羽子 おいしいスープ 幸福論

作品
松浦寿輝 人外詩篇 19
文月悠光 波音はどこから 痛みという踊り場で
マーサ・ナカムラ 米袋 柔らかな壁を押す
白井明大 着雪する小葉となって
伊武トーマ 雨中をさまよう男の唄、ふたたび

連続討議
稲川方人+中尾太一+菊井崇史 不穏な風、人間の姿 現代詩季評

クリティーク
矢野静明 ことばの新旧 加藤典洋の詩(上)

連載
飯吉光夫 ドイツの最新詩人たち2 ヨーロッパ/ドイツの最新詩人たち
綾門優季 わかりあえないことからなにもはじまらない、のか? 闇雲に言葉を選ばないで
倉石信乃 なぜベストをつくさないのか わたしが詩を書くとき
福田若之 句を読むといういとなみ 川名大『渡邉白泉の一〇〇句を読む――俳句と生涯』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 「生きる」から「生き延びる」へと 平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』 昏れてゆく短歌

書評
北爪満喜 詩的な領域への読み 井坂洋子『犀星の女ひと』
吉田文憲 名を呼び続けることの「愛」 伊藤浩子『数千の暁と数万の宵闇と』
藤原安紀子 うちゅうの突端に碇をほうる 田中さとみ『ノトーリアス グリン ピース』

月評
松尾真由美 創られるものとして 詩書月評
奥間埜乃 手向ける手 詩誌月評

新人作品
8月の作品

新人選評
小池昌代 改行の快楽
岡本啓 立ち止まり、そこからひろがるもの


表紙作品=オル太
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年9月号は、「特集・人類学/詩/映像」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2021年6月28日発売 現代詩手帖7月号

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夏の作品特集――現代詩の歳月

小詩集
谷川俊太郎 はらっぱ 他六篇
白石かずこ 奈緒美 他四篇

長篇詩
中江俊夫 合奏 他一篇
安藤元雄 惠以子抄

作品
田中清光 ラテルネ
安水稔和 西風
嶋岡 晨 わたし=束子
新倉俊一 三つの風景
片桐ユズル 憂き世の旅人 他三篇
有馬 敲 ある日
秋山基夫 春夏秋冬
高良留美子 老女は語る
新藤凉子 ふくら雀の唄
岩成達也 マヌカ・ハニー
粕谷栄市 椅子に襲われた男
倉橋健一 姉さんの棲み処
北川 透 ずれていく花瓶
鈴木志郎康 五つの詩
渡辺武信 存在との異和
高野民雄 コロナ禍のソネット
井川博年 遊園地 他一篇

アンケート
いま、どう過ごしていますか/これからの詩に思うこと

新連載詩
文月悠光 海のつくりかた 痛みという踊り場で

連載詩
松浦寿輝 人外詩篇18
落合多武 繭都合の光学  N(皮剝物語)

連続対談
豊﨑由美+広瀬大志 賞 must go on 詩の賞をめぐって カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!

鼎談
田中庸介+宗近真一郎+永方佑樹 もうひとつの言葉の力

連載
飯吉光夫 ドイツの最新詩人たち 1 ヨーロッパ/ドイツの最新詩人たち
水下暢也 無題9 アレホ・モギランスキー『UN DIA DE CAZA』 散文を映像に
長田典子 旅に出る。 わたしが詩を書くとき
華雪 すべては簡単すぎて見えない 目黒裕佳子『二つの扉』 詩集偏愛図書館
藪内亮輔 修辞の檻の中で花を 魚村晋太郎『バックヤード』 昏れてゆく短歌
福田若之 端切れの厚み 木田智美『パーティは明日にして』、髙柳克弘『究極の俳句』 句がふるえるあいだ

追悼・小沢信男
井川博年 小沢さんと〈詩〉

月評
松尾真由美 輪の広がりの内と外 詩書月評
奥間埜乃 襞よる手 詩誌月評

新人作品
7月の作品

新人選評
岡本啓 目は瞬間にふれる
小池昌代 詩の心臓


表紙作品=川内理香子
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年8月号は、特集「「荒地」から考える」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2021年5月28日発売 現代詩手帖6月号

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【特集】詩≒美術?――美術と詩の新しい関係

対談
田野倉康一+小山登美夫 詩と美術、遍在するポエジー

特集作品
イケムラレイコ ゆめごとひめごと
母袋俊也 これは僕の内側でおきた出来事 プルプルの天使
吉原悠博 白
内藤 礼 (同じようなことが…)
白井美穂 菱形のタペストリー/アーガイル
福田尚代 雪崩の王
落合多武 architecture, sculpture & something 製作覚書ノートから
石田尚志 鈴木志郎康の映画から/おもしろいせかい
衣川明子 2019 メモ
木下理子 空気の底

エッセイ
川口晴美 空洞に生まれて響くもの イケムラレイコの美術と言葉
柏木麻里 世界と存在を愛する
藤原安紀子 詩学序章ハルカニ未満
カニエ・ナハ 表紙解題  「現代詩手帖」二〇二一年上半期
水沢なお 次は惑星として出会おう

論考
江尻 潔 詩の詩
京谷裕彰 琥珀色の宇宙に揺れる布 天牛美矢子・森山佐紀・山西杏奈

連載詩
松浦寿輝 人外詩篇 17
マーサ・ナカムラ 抒情と文字列 柔らかな壁を押す

受賞第一作
鈴木ユリイカ 二十代の頃 第39回現代詩人賞受賞第一作
蜆 シモーヌ 王女白梅 第59回現代詩手帖賞受賞第一作

作品
秋 亜綺羅 人形痛幻視
さとう三千魚 hibari
森 文子 柿ひと枝
今村秀子 みずしぶき

対談
岡本 啓+森本孝徳 言葉の風鈴、詩の巣穴

連載
ヨーロッパの最新詩人たち 2 ヨーロッパ/ドイツの最新詩人たち

クリティーク
池上貞子 木島始と中国
青柳菜摘 アンティゴネーも、わたしたちも、見えない声の方へ。 Port B『光のない。―エピローグ?』

書評
菊地利奈 私たちが帰る場所 山崎佳代子『海にいったらいい』
堀内正規 はるかかなたへ 和合亮一『Transit』
松本秀文 新しい現代詩様式 TOLTA『閑散として、きょうの街はひときわあかるい』『新しい手洗いのために』
河津聖恵 命の蘇りのトポロジー 水田宗子『白石かずこの世界』『富岡多惠子論集』『詩の魅力/詩の領域』
吉田文憲 見事な構造分析 岡村民夫『宮沢賢治論 心象の大地へ』
島田 龍 瑠璃色の彼方へ 秋山圭『「ウルトラマリン」の旅人――渡良瀬の詩人 逸見猶吉』

リレー連載
中村隆之 震えとしての言葉 いま、世界で[フランス語圏]
海東セラ 息を吸う わたしが詩を書くとき
榎本櫻湖 ひとの骨と声をめぐるメモ 土橋芳美『痛みのペンリウク 囚われのアイヌ人骨』 詩集偏愛図書館

連載
綾門優季 欠かせない営みが欠けたとき 闇雲に言葉を選ばないで
福田若之 ふるえを生きる 『阿部青鞋俳句全集』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 愛おしい世界を通してきみを詠う 谷川由里子『サワーマッシュ』 昏れてゆく短歌

月評
松尾真由美 ジャンルからジャンルへと 詩書月評
奥間埜乃 手繰る手 詩誌月評

新人作品
6月の作品

新人選評
小池昌代 笑いと解放の詩
岡本 啓 詩の地平

表紙作品=イケムラレイコ
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年7月号は、「夏の作品特集――現代詩の歳月」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2021年4月28日発売 現代詩手帖2021年5月号

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【特集】古典と現在

対談
高橋睦郎+藤井貞和 日本語詩歌の深層から

作品
高橋睦郎 はじまりのき くるしみのゆみ 藤井貞和に
藤井貞和 物語するバクーニン 高橋睦郎に

論考
添田 馨  言語生体説としての『〈うた〉起源考』 禁足地[純粋主格]へのロードマップ
江田浩司 〈うた〉の波音、冥界の聲
高山れおな 恐ろしい貌 『深きより 二十七の聲』覚え書き
永方佑樹 現在という時制のために 『深きより 二十七の聲』をめぐって

第59回現代詩手帖賞発表
作品
蜆シモーヌ 受難

対談合評
時里二郎+暁方ミセイ 言葉の身体、生きている現在性 第59回現代詩手帖賞選考

受賞第一作
森本孝徳 魔球のつちかい 第36回詩歌文学館賞受賞第一作
石松 佳 空について 第71回H氏賞賞受賞第一作
小島日和 甕に溜まる 第26回中原中也賞受賞第一作
池田瑛子 夕爾の手紙 第15回北陸現代詩人賞受賞第一作
峯尾博子 かけがえのない山 第52回埼玉文芸賞受賞第一作

作品
松浦寿輝 人外詩篇 16
落合多武 14以南 N(皮剝物語)
久谷 雉 闇を掬ふ
野村 龍 盃 他三篇
鯨井謙太郒 鏡像陸奥新生詩篇

連続討議
稲川方人+中尾太一+菊井崇史 説話への問い、「現代」の布置 現代詩季評

クリティーク
金井雄二 明るさを求めた詩 菅原克己の詩を読み返す(下)・詩集『日の底』

連載完結
深瀬サキ(大岡かね子)+赤田康和[聞き手・構成] 地中海で溺れ、守護天使に助けられ 大岡信、詩人とその素顔・最終回

新連載
飯吉光夫 ヨーロッパの最新詩人たち 1 ヨーロッパ/ドイツの最新詩人たち

リレー連載
福島 亮 詩人の踏み跡 フランス語圏の詩と出会う いま、世界で[パリ]
山元伸子  背のまなざし 吉田加南子訳『デュブーシェ詩集』 詩集偏愛図書館

連載
水下暢也 無題8 リタ・アゼヴェード・ゴメス『ある女の復讐』 散文を映像に
藪内亮輔 短歌的倫理について/死者の息 『本田一弘歌集』 昏れてゆく短歌
福田若之 多作の要因 岡田一実『光聴』 句がふるえるあいだ

書評
伊藤悠子  固有の生のすがたのために 杉本真維子『三日間の石』
小野絵里華 透明なあきらめ 最果タヒ『夜景座生まれ』

レビュー
大野南淀 助手席から促す刹那 光永惇『寛解の連続』
添田 馨 〝Whiplash of the Dead〟の現在 代島治彦『きみが死んだあとで』
一方井亜稀 踊り、うたう、果ての虚空へ 鯨井謙太郒「アーカーシャのうた 鯨井巖著『一学徒兵の北部沖縄戦回想録』」

月評
松尾真由美 評論の力 詩書月評
奥間埜乃 見せる手 詩誌月評

新人作品
5月の作品

表紙作品=今野健太
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年5月号は、特集「詩≒美術? 美術と詩の新しい関係」を予定しています。どうぞお楽しみに。

ご予約はこちらから

 

第59回現代詩手帖賞決定!


第59回現代詩手帖賞が決定しました。

受賞者
蜆シモーヌ(しじみ・しもーぬ)

選考委員は時里二郎さん、暁方ミセイさんのお二人です。
選考経過は4月28日発売予定の「現代詩手帖」5月号に掲載します。

*次年度の新人作品欄は、小池昌代さん、岡本啓さんに選考していただきます。
 

2021年3月27日発売 現代詩手帖2021年4月号

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【特集】ケア――詩と災害Ⅱ

対話
吉増剛造+和合亮一 未来から差す光 石巻での対話
柳 美里+城戸朱理 私は既に死なのではないか メール往復書簡(上)
宮尾節子+佐藤幹夫 円を生み出す弧のことば
カニエ・ナハ+青柳菜摘 心を寄せる目

論考
瀬尾育生 疫学的な日々、数的な日々
宮地尚子 詩の「恥ずかしさ」について
西村ユミ ケア=詩の生成のかたち
清岳こう 心を開くことば 「ことばの移動教室」を通して
伊藤浩子 喪うということについて
駒ヶ嶺朋乎 パンデミックと人間
尾久守侑 stateを保存する
安住紀宏 巨魚にかえる Reborn-Art Festival――吉増剛造「詩人の家」/「roomキンカザン」 

受賞第一作
岬 多可子 遠足 第2回大岡信賞受賞第一作

連載詩
松浦寿輝 人外詩篇 15
マーサ・ナカムラ やぶれ網子 柔らかな壁を押す
作品
糸井茂莉 フランス組曲 定住のための方法論(部分)
矢澤準二 笑ふ 他一篇
進藤ひろこ かれの
小野絵里華 わたしは詩を書きたかった

連続対談
豊﨑由美+広瀬大志 カッコいいし、難解詩 カッコよくなきゃ、ポエムじゃない!

クリティーク
金井雄二 詩の核となるもの 菅原克己の詩を読み返す(上)・詩集『手』

書評
鵜飼 哲 「災間期」の言葉の分解と官能 赤坂憲雄、藤原辰史『言葉をもみほぐす』
水島英己 何者かがやってくる 千石英世『地図と夢』
保坂健二朗 詩人の定義した家 海東セラ『ドールハウス』
竹内敏喜 声のありったけに耳をすます 白井明大・詩/カシワイ・画『いまきみがきみであることを』

連載
池田信雄 ゴムリンガーとジャコムッツィ いま、世界で[ドイツ]
福田若之 「野暮」の演技 井口時男『金子兜太――俳句を生きた表現者』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 ねじれ、歪む森の中で 『森岡貞香全歌集』 昏れてゆく短歌

レポート
松田朋春 まだまだつづく oblaatのコロナシフト

レビュー
宗近真一郎 「精神」=「労働」の過渡性をダンスする 笠井叡×高橋悠治「セッション」

月評
松尾真由美 こだわりから開かれの形象へ 詩書月評
奥間埜乃 象る手 詩誌月評

新人作品
4月の作品

新人選評
暁方ミセイ 漁火を灯して
時里二郎 言葉は私をどう映しているか


表紙作品=是恒さくら
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年5月号は、小特集「古典と現在」/「第59回現代詩手帖賞発表」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2021年2月27日発売 現代詩手帖2021年3月号

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【特集】詩と災害――記憶、記録、想起

三詩型作品抄 震災アンソロジー
俳句50句 関悦史編
短歌50首 斉藤斎藤編
自由詩10篇 山田亮太編

討議
山田亮太+斉藤斎藤+関悦史 事後と到来のただなかで

未来能楽
和合亮一 火星

論考
赤坂憲雄 「砂けぶり」についての覚え書き
野村喜和夫 魚群探知機 「人新世」の詩のために
新井高子 「東北おんば」の屹立 土地ことばの精霊
高橋綾子 人新世における物質性との接続 環境詩学から和合亮一を読む
土方正志 あの日に引き戻す言葉の〈圧〉
藤井 光 続『解剖学教室』
山内明美 共時的記憶の《世界》
安住紀宏 はやすぎた言葉 和合亮一(@wago2828)「詩の礫」再考
鈴木一平 緩慢な時間について 「震災後」の忘却と想起

特集作品
季村敏夫 生成
齋藤 貢 ふくしまに会いにいきます。
瀬尾夏美 わたしの家

レポート
小川直人 記録することと表現することの接線を引く せんだいメディアテーク〈3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)〉アーカイブの10年

アンケート
この一冊、この一篇
赤城修司、秋亜綺羅、石田瑞穂、井上法子、伊武トーマ、岩倉文也、及川俊哉、長田典子、金菱清、川口晴美、河津聖恵、佐々木幹郎、白井明大、関口涼子、たかとう匡子、高山明、田原、中島悦子、原田勇男、平田俊子、広田修、藤井貞和、寳玉義彦、宮田建、山崎佳代子、若松丈太郎

連載詩
落合多武 まぶたのうら N(皮剝物語)・新連載詩
松浦寿輝 人外詩篇14

連載
大野光子 シェイマス・ヒーニー『トロイの癒し』と語り継がれる言葉 いま、世界で[アイルランド]
水下暢也 無題7 ケリー・ライカート『ミークス・カットオフ』 散文を映像に
宿久理花子 手を握る わたしが詩を書くとき
藪内亮輔 日記短歌を超えて 島田修三『露台亭夜曲』 昏れてゆく短歌
福田若之 あたかもごく自然な 津川絵理子『夜の水平線』 句がふるえるあいだ

書評
中本道代 現実の表と裏 尾久守侑『悪意Q47』
池井昌樹 埒外から 萩野なつみ『トレモロ』
横木徳久 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね 石松佳『針葉樹林』

レビュー
田野倉康一 自由な遊歩、あるいは遊歩の自由について 落合多武展「輝坂膜タペータム」

月評
松尾真由美 広やかであるがゆえに 詩書月評
奥間埜乃 束ねない手 詩誌月評

新人作品
3月の作品

新人選評
時里二郎 作品と作者の隙間
暁方ミセイ 詩は惚れるもの、かも

表紙作品=瀬尾夏美
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年4月号は、特集「ケア―ー詩と災害Ⅱ」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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2021年1月28日発売 現代詩手帖2021年2月号

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【作品特集】現代詩、新しい風

作品
江夏名枝 恋する虜
伊藤浩子 墓標まで若しくは翡翠
髙塚謙太郎 日本語のために 他二篇
峯澤典子 Ripple
ジェフリー・アングルス 名前のないキルト
長谷部裕嗣 波 二篇
疋田龍乃介 思ったより人殺し
一方井亜稀 蟻の塔
佐峰 存 雲の国
板垣憲司 諸島
海東セラ 距離と速度
岡和田 晃 宿便
鈴木一平 雪の計算機
福島直哉 花の日
宿久理花子 発芽のおそれがある
海老名 絢 会話
石松 佳 一日に二度お風呂に入るひとへ

【小特集】マーサ・ナカムラの世界

新連載詩
マーサ・ナカムラ 鏡子と学校 柔らかな壁を押す

論考
藤井貞和 異類を探す
千葉雅也 マーサ・ナカムラの一寸法師
布施琳太郎 ノイズリダクション――マーサ・ナカムラの映像技術について

鼎談
山﨑修平+田中さとみ+マーサ・ナカムラ 世界はディテイルでできている

連続討議
稲川方人+中尾太一+菊井崇史 詩を書いて在るということ 現代詩季評

作品
松浦寿輝 人外詩篇13
八木忠栄 やあ、詩人たち(続) acrostic(折句)の試み
金堀則夫 井処 第31回富田砕花賞受賞第一作
藤原安紀子 AMOEBA ツクノママ、とおい非においての短詩文・最終回

クリティーク
江田孝臣 ルイーズ・グリュック紹介――ノーベル文学賞受賞まで

連載
深瀬サキ(大岡かね子)+赤田康和[聞き手・構成] 母の死、そして「わが病ひ」  大岡信、詩人とその素顔
白根直子 麓にて 永瀬清子の光を受けて 永瀬清子研究の現場から・最終回
綾門優季 東京都のコロナ禍の渦の下 闇雲に言葉を選ばないで
福田若之 広場の山頭火 『新編山頭火全集』 句がふるえるあいだ
藪内亮輔 リアリティの黄昏 永井祐『広い世界と2や8や7』 昏れてゆく短歌
大谷良太 再び剣を抜く わたしが詩を書くとき
西 浩孝 見ろよ―― 与那覇幹夫『時空の中洲で』 詩集偏愛図書館

書評
松下育男 わが事として書く 鈴木ユリイカ詩集3冊
正津 勉 詩と民俗の婚姻の試み 金田久璋『理非知ラズ』
福間健二 正面から出会う 日和聡子『この世にて』
倉田比羽子 内在する先史的ダイナミズム 森本孝徳『暮しの降霊』

月評
松尾真由美 書物の形のこだわりの 詩書月評
奥間埜乃 厚みに触れる手 詩誌月評

新人作品
2月の作品

新人選評
暁方ミセイ 書くことでしか辿りつけないところ
時里二郎 言葉の身体に触れている

表紙作品=芦川瑞季
表紙デザイン=戸塚泰雄

定価1430円(本体1300円)


次号2021年3月号は、特集「詩と災害Ⅰ――記憶、記録、想起」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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