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現代詩手帖12月号が発売になりました。

12月号

【特集】現代詩年鑑2017

展望鼎談 稲川方人+中本道代+阿部公彦
生を引き受けて書かれる詩 二〇一六年展望

2016年総展望
倉橋健一 戦後七十年を通過するなかで
山田兼士 書き続けるということ 二〇一六年の新刊詩集から
陶原 葵 醸しと蒸留 「中堅」のみのり
川口晴美 その先の詩へ、ページを開く
阿部嘉昭 本流はなく、亜流だけがある 詩書展望2016
カニエ・ナハ 「死の国の郵便局から」 詩誌展望2016

細見和之 詩と短歌のあいだ 詩論展望
森山 恵 鏡映、不可思議な反射像 海外詩展望
金井雄二 切なる欲求を満たしてくれるもの 現代詩文庫5冊
石田瑞穂 非世界から 現代詩文庫4冊
田島健一 〈他者〉は忙しい 断片をつなげて 俳句展望2016
野口あや子 変化と欲望の先にあるもの 短歌展望2016

北川 透 没後、三十年という時間 思想の〈独身者〉鮎川信夫、没後30年
寺田 操 二人のモダニズム詩人 左川ちかと永瀬清子
後藤美和子 チューリッヒ・ダダ百周年、アンドレ・ブルトン没後五十年
高橋順子 茨木のり子・この十年
原 成吉 「ミスター・タンバリンバン」、ノーベル文学賞おめでとう ボブ・ディラン
津島千絵 萩原朔太郎生誕百三十年を振り返る
鈴木余位 怪物君、テンポラリー君 吉増剛造展
白井明大 〈島の言語〉をめぐる随想 沖縄

書評集
菅野昭正 中村稔『言葉について』
堀内正規 岩成達也『森へ』
岡井 隆 井川博年『夢去りぬ』
鵜飼 哲 吉増剛造『怪物君』
駒ヶ嶺朋乎 野村喜和夫3冊
廿楽順治 荒川洋治『北山十八間戸』
暁方ミセイ 福間健二『会いたい人』
金澤一志 山田亮太『オバマ・グーグル』
杉本真維子 駒ヶ嶺朋乎『系統樹に灯る』
佐藤雄一 最果タヒ『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
杉本 徹 板垣憲司『落日の駅、水際で呼ぶ人』
吉田文憲 野崎有以『長崎まで』

アンケート 今年度の収穫

資料
詩人住所録
現代詩手帖総目次(二〇一六年)
詩書一覧、詩誌一覧

アンソソロジー

網谷厚子 魂魄風
大江麻衣 降雪
岸田将幸 夜
宿久理花子 こころみ
田中宏輔 HELLO IT'S ME。
野村喜和夫 久美泥日誌(抄)
平田詩織 春の錬成
日和聡子 魔法の皿
松本秀文 不完全模倣マニュアル
森水陽一郎 2014/07/01
天沢退二郎 深い闇から 《スーパー満月》に寄せて
井坂洋子 カントリーダイアリー
久谷 雉 咲かない花
佐々木幹郎 平面の構造
川田絢音 北極圏
小林坩堝 故郷
高平よしあき ぽんかん
蜂飼 耳 はにわ
細田傳造 ヂンダレ
粕谷栄市 啼泣
倉田比羽子 故郷世界 家と死者
颯木あやこ アトリエA
高橋睦郎 半らは死びと
中尾太一 いつも同じ月の下で
朝吹亮二 ホロウ
荒木時彦 001
ジェフリー・アングルス 惑星X
石田瑞穂 Lune Et Calvados
北川 透 海の配分(3)(抄)
倉橋健一 地変私変
関 中子 こころの孔 心孔
田 原 無題Ⅴ(抄)
平田好輝 珍客
四方田犬彦 石
伊藤悠子 空の味
岩成達也 夢の岬
小笠原鳥類 カメレオン、ホーホケキョと鳴く
岡本 啓 石壺のある平原
来住野恵子 The maximum output
窪島誠一郎 くちづける
白井明大 願うそばから
高貝弘也 紙背の子
手塚敦史 点と線の、歌
松岡政則 とおい曠野
吉田文憲 滞留
平田俊子 「瀧廉太郎君像」
川上明日夫 灰霊
草野早苗 部屋に雨が降り注ぐ
最果タヒ 星
白井知子 グルジア軍用道路の寸劇
廿楽順治 D坂の殺人事件
中本道代 風の神
野崎有以 ネオン
松本圭二 ダブル・コックローチ
暁方ミセイ (七月三十日)
金井祐美子 ふゆのゆうれい
川口晴美 遊泳区域
柴田聡子 狼少年パグ
冨岡悦子 バベル ベルリン
永方佑樹 再起動およびアップロード
原田道子 ぷらずまの、あとの
マーサ・ナカムラ 青い絵を航る星空のわたし
松尾真由美 崩れさるもの、巣の混沌
森本孝徳 インクライボン
八潮れん ブレーキクセル
安水稔和 あれは
山田亮太 タイム
吉増剛造 『怪物君』から
阿部嘉昭 ながれやまない2
岩佐なを 安らぎ
植木信子 穏やかな日より
江田浩司 言葉の内なる旅へ
荻 悦子 白桃
河口夏実 咲きつぐ花
北原千代 もえあがる樹のように
城戸朱理 悲しい魚
國井克彦 懐かしい声の歌
斎藤恵子 野茨
佐々木安美 豆でも肉片でも
高塚謙太郎 存在
高橋順子 緑の家で
中森美方 命の海霧
藤井貞和 オルタナティヴ
水沢なお 私は氾濫して
四元康祐 漂着者たち
伊藤比呂美 完成に向かって。
大木潤子 (石の蕾…)
岡井 隆 君とぼくのあけぼのの雉狩 
金井雄二 ダンスしてみた 
鈴木志郎康 心機一転しっちゃあ、「現代日本詩集2016」をぜーんぶ読んだっちゃあでざんす。(抄)
中上哲夫 正之さんととし子さん
原田勇男 一滴の涙
広瀬大志 魔笛
福間健二 六月の王様
藤富保男 告白序説
三角みづ紀 傘
荒川洋治 北山十八間戸
カニエ・ナハ 浦
暮尾 淳 taxiを降りてから
小池昌代 行
近藤洋太 白雪姫
坂多けい子 こんなもん
鈴木ユリイカ 知らない町を歩いてみたい
谷川俊太郎 泣きたいと思っている
中村 稔 6
萩野なつみ 春葬
浜江順子 不信の森
和田まさ子 ロンドンのネズミ
和合亮一 油蟬
有馬 敲 変化
井川博年 留守番の時
池井昌樹 未知
板垣憲司 島の椿に
伊藤浩子 In The Room
榎本櫻湖 あわれ球体関節ケンタウルス(抄)
大崎清夏 黙禱
大橋政人 まどさんへの質問
柏木勇一 冥途の馬
高良留美子 産む
駒ヶ嶺朋乎 よすみの耳で以て夜をひらく
小峰慎也 顔
紺野とも かりん
齋藤恵美子 孤影
清水あすか 雨見する。
新川和江 同じ風に吹かれて
瀬崎 祐 蓮沼
谷元益男 窪地
田野倉康一 都岐沙羅 吉岡実の思い出に、詩の未来に
平林敏彦 小志
藤原安紀子 水 息
文月悠光 ばらの花
水田宗子 空白でもなく 影5
山崎修平 ロックンロールは死んだらしいよ
山口眞理子 連鎖
山田兼士 古代への年賀状
米屋 猛 家系
渡辺玄英 一本の桜が世界を受信している

次号2017年1月号は「現代日本詩集2017」を予定しています。

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