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現代詩手帖12月号が28日に発売になります。



【特集】現代詩年鑑2020

展望鼎談
藤井貞和+小池昌代+森本孝徳 排除の文法の渦中から 二〇一九年展望

2019年総展望
井川博年 「現代詩」は、何処へ行く?
松下育男  書かれるべき何ごとか
松尾真由美 多様なものの息吹として
山﨑修平 わたしには世界はこう見えているという角度の話をしたい 新鋭展望
矢野静明 すでに知っているが、いまだに知らない 詩論展望
山内功一郎 五つの展望台 海外詩展望
宗近真一郎 存在の耐えられない空洞を堪える話法 詩書展望2020
白井明大 詩が生まれ出る在処 詩誌展望2019
外山一機 過去と未来のはざまで 俳句展望2019
井上法子 触れられなかった〈煌めき〉のこと 短歌展望2019
陶原 葵 中村稔『高村光太郎の戦後』を読む
野村喜和夫 野沢啓『単独者鮎川信夫』『発熱装置』
安 智史 田口麻奈『〈空白〉の根底――鮎川信夫と日本戦後詩』
八木忠栄 「現代詩手帖」の60年
長野まゆみ 『幻を見るひと 京都の吉増剛造』
岡和田 晃 現代詩よ、大いに遊べ!
安住紀宏 『月に吠えらんねえ』の/を読むこと

書評集
金井雄二 八木忠栄『やあ詩人たち』
小川三郎 池井昌樹『遺品』 
小沼純一 朝吹亮二『ホロウボディ』 
城戸朱理 松浦寿輝『秘苑にて』 
倉田比羽子 江代充『切抜帳』
中尾太一 伊藤悠子『傘の眠り』 
四元康祐 渡辺玄英『星の(半減期』
榎本櫻湖 杉本徹『天体あるいは鐘坂』 
石田瑞穂 渡辺めぐみ『昼の岸』
生野 毅 伊藤浩子『たましずめ/夕波』
田中庸介 石田瑞穂『Asian Dream』
広瀬大志 髙塚謙太郎『量』
小縞山いう 白鳥央堂『想像星座群』 
尾久守侑 望月遊馬『もうあの森へはいかない』

アンケート 今年度の収穫

資料
詩人住所録
現代詩手帖総目次(二〇一九年)
詩書一覧
詩誌一覧

アンソロジー 2019年代表詩選
井坂洋子 イヴの抽斗
尾久守侑  二〇二〇
川口晴美 水の繭期
岸田将幸 休日の夢
北畑光男 背の川
倉橋健一 わが幻野わが荒野
小池昌代 遺物
小縞山いう おぼろ春る
こたきこなみ 追憶装置
高田昭子 酷寒の町で
手塚敦史  どこにでもいる人
夏野 雨 イッツファイントゥデイ
新延 拳  過去に帰る列車
松浦寿輝 禽苑
岡本 啓  しじまの譜面
北川 透 投石
佐々木貴子 ぬいぐるみ
清水哲男 八十歳
マーサ・ナカムラ なかへと
松浦成友 彫る
安藤元雄 死者の笑い
カニエ・ナハ 北原
城戸朱理 海光
小林坩堝 投壜或いは墓荒らし
古溝真一郎 いきてはたらく
目黒裕佳子 おんがく
青柳菜摘  Knockwinnock
暁方ミセイ 水色春
奥間埜乃 ガーダ
金時鐘 形そのままに
柴田聡子 WE'VE ONLY JUST BEGUN
白井明大 対話
永方佑樹 Elle me raconte
萩野なつみ 秋暁
彦坂喜美子 胞子を飛ばす
伊藤浩子 たましずめ(抄)
君野隆久 声の海図
建畠 晢 若鷲だが
中本道代 二月の色
三角みづ紀 静かに降りしきるなかで
村松 英  無言館にて
榎本櫻湖   『十字架の蔭から鹿を覗いている男』(抄)
斎藤貢 遠い春
田 原  半分の香港
野崎有以 ボンボンバカボンバカボンボン
平林敏彦 訪問者
山田兼士 ヴェルレーヌの雨
渡辺玄英 夜の(半減期
和田まさ子 よろこびの日
石田瑞穂 Fire
上手 宰 お菓子の缶
高橋睦郎 墓をめぐって 駱英に
時里二郎 佐飛島
野村喜和夫 第一番(薄明を遊びつくせ)
細田傳造 みちゆき
岩切正一郎  歌う犬(抄)
川上明日夫 ぼくは湖を見ながら
高橋玖未子  くさのしごと
福間健二 休息のとり方
三井喬子 静かな蛾
八木忠栄 たむらりゅういち/いしがきりん
岩阪恵子 原田辰五郎氏
清岳こう 「終」
坂多瑩子 へいすけ
佐々木幹郎 イーリー・サイレンス
白鳥央堂 姉妹(星空の下で)
鈴江栄治  陽の額
髙塚謙太郎  『量』から
多和田葉子 夏の海
仲田有里 頭
中村 稔 4
房内はるみ 窓辺にいて
峯澤典子 紅玉の
望月遊馬 木漏れ日にぬれた手紙
四元康祐 春の巡礼
荒川洋治 新炭里
井戸川射子 する、されるユートピア
岡和田 晃 これはプロレタリア詩だ!
最果タヒ 恋人たち
杉本真維子 ゾンビ
高柳 誠 *(反転するひかり
中島悦子 回転
広瀬大志 静かな夕餉(ロメロの意志を継ぐために)   00 水出みどり ひとつの声が
阿部日奈子 緑の階調
池井昌樹 私の名前
岩佐なを 樹海
石松 佳 zoo
伊藤悠子 藤が藤色の頂になって咲いて
江代 充 木切れの子
長田典子 クライスラー・バスタブ・クライスラー(抄)
粕谷栄市 かなしい動物
倉田比羽子 バーネット・ニューマン《18の詩篇》からの眺め
栗原洋一 宇品まで
今野和代 ひかる兄さん
最果タヒ 恋人たち
作田教子 胞衣
白井知子 逆光を背負って ゾロアスター教は倭国まで
新保 啓 うわの空
管 啓次郎 光のりんご
杉本 徹 木曜歌
高市順一郎 エリオットの薔薇窓
谷川俊太郎 「その日」
蜂貝 耳 見えないドローン
藤井貞和 南残の人々
文月悠光 空をまとう
辺見 庸 おばあさん
細見和之 スーパーにて
水下暢也 秋のつもり
八木幹夫 郵便局まで
吉増剛造 耀、帷子の天の毛、毛、……
柳本々々 なんか、その霊の話、すっごく、こわれてない?
渡辺めぐみ 声紋
朝吹亮二 の J・Nに
帷子 耀 キキキ
紺野とも 氷魚
野沢 啓 『発熱装置』(抄)
藤原安紀子 森 〈再生〉
松尾真由美 中空での抗い、そのように育むものの
水島英己 春のともだち
宮尾節子 女に聞け
和合亮一 Dinner
吉田文憲 隕石が…
高橋順子 むくげの花
松下育男 続・初心者のための詩の書き方(抄)

定価2750円(本体2500円)


次号2020年1月号は作品特集「現代日本詩集2020」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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