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現代詩手帖2019年7月号が28日に発売になります。



【特集Ⅰ】時里二郎――『名井島』を訪ねて

作品
時里二郎 言語の胡桃

座談会
柄澤 齊+時里二郎+藤原安紀子 詩・半島・日本語

エッセイ
高橋悠治 身体のない声 ささやきの
池内 紀 北条町あれこれ
山尾悠子 地誌とゴム紐

論考
瀬尾育生 伯母について
建畠 晢 不在の島を語る言葉
四元康祐 父の子たちによる母の歌探し レンマ学的『名井島』論

【特集Ⅱ】中本道代――『接吻』を読む

講演
中本道代 詩のレンズ

作品
吉田文憲 残りの息

座談会
野村喜和夫+栩木伸明+中本道代 場所/記憶/ポエジー

論考
阿部日奈子 二重になった世界
小林弘明 言葉なきものへの愛惜

アルバム
宮岡秀行(写真) 広島行 中本道代のインファンス

鮎川信夫賞
北川透、吉増剛造、中尾太一、四方田犬彦 第10回鮎川信夫賞贈呈式より

作品
和田まさ子 この町のルール 第34回詩歌文学館受賞第一作
北條裕子 花茨 第14回北陸現代詩人賞受賞第一作
井戸川射子 激しい脈動オーロラ 第24回中原中也賞受賞第一作
柳本々々 幽霊のいな部屋 第57回現代詩手帖賞受賞第一作
石松 佳 鋏鳥のゆくえ 第57回現代詩手帖賞受賞第一作

連載詩
片岡義男 より良いことを選択しながら #9
朝吹亮二 交叉 荒ぶる季節の唄 最終回
中尾太一 パパパ・ロビンソンの詩日記から 最終回
ジェフリー・アングルス+大崎清夏+カニエ・ナハ
器 トライアングル・ポエトリー〈象〉 最終回

連載
室井光広 メランコリーの根源 〈詩記列伝〉序説

連載
新井 卓 陽の光あるうちに
外山一機 俳句の静脈
井上法子 ここから、歌の世界は
夏野 雨 詩を生きる地
月永理絵 映画試写室より

月評
宗近真一郎 詩書月評
白井明大 詩誌月評

Requiem
福間健二  実感からはじめる方法 追悼・加藤典洋
連東孝子 人と自然の原点を見つめる 追悼・W・S・マーウィン

Book
寺田 操 現代詩文庫『たかとう匡子詩集』
秋 亜綺羅 新延拳『虫を飼い馴らす男の告白』
西原克政 江田孝臣『エミリ・ディキンスンを理詰めで読む』

新人作品  7月の作品

新人選評
阿部嘉昭、野木京子

定価1280円(本体1185円)

なお、次号8月号は「特集・東アジアのパースペクティヴ~モダニズムをめぐって」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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