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【近刊・予約受付中】野村喜和夫『地面の底のわれわれの顔――わが近未来近代』

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20世紀日本語詩を解き放つ
詩集・評論集同時刊行


プロジェクトは完了だ、私はもう詩は書かないが、
その沈黙をこのタワーに巻きつけて、黒い繭、
朔太郎の黒い繭としてそびえる、
断乎、そびえるのだ、
(「コクーン市逍遥――朔太郎をサンプリングしながら」)


蒲原有明から吉増剛造まで――20世紀日本語詩の豊饒な可能性を、多彩な書き換え行為によって解き放つ、時間錯誤的・近未来近代的新詩集。装幀=中島浩

〇同じ著者によって
『萩原VS西脇――二十世紀日本語詩の可能性』(2025年)
『パッサル、パッサル』(2024年)
『妖精DIZZY』(2021年)
『危機を生きる言葉――2010年代現代詩クロニクル』(2019年)
『デジャヴュ街道』(2017年)
『渦巻カフェ』(2013年・北川健次と共著)
『ヌードな日』(2011年・第50回藤村記念歴程賞)

3740円(税込)
A5判上製・192頁
ISBN978-4-7837-4637-9
近刊・予約受付中

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