荒れ騒ぐ無限
きょう 死の/うながしのように
ひかり はげしいね
ああ なんだか/ふらふら しちゃいそう
(「絵本『眩暈』のためにⅠ」)
まわれ阿環列、ぐるぐる。彼方の眩暈地平へ、非局所的脱出、しやがれ――。「眩暈原論」と「絵本『眩暈』のために」の2パートで描かれる、陶酔と狂気の言語スパイラル。レイアウトによる介入的批評/分析が加わった、かつてなき書物の立ち上げ。函入2冊。装幀・本文デザイン=山本浩貴+h
5500円(税込)
A5判変型コデックス装函入・288頁/128頁
ISBN978-4-7837-3748-3
2021年5月刊
