和田まさ子『かつて孤独だったかは知らない』

ロンドン詩篇
ロンドン詩篇
ここで迷路に入ったと
もっともらしくいうのはたやすいが
おそらくちがう
懐かしい夢をまだ見ているのだ
(「ブエノスアイレス」)
ここでもまた出口から始まって入口に至る旅をする。ロンドンの街を彷徨し、生の手触りを紡いだ27篇。あらたな展開を示す、出色のオケージョナル・ポエムズ。2年ぶりの第3詩集。写真=著者
〇同じ著者によって
『途中の話』(2024年・第26回小野十三郎賞)
『よろこびの日』(2021年)
『軸足をずらす』(2018年・第34回詩歌文学館賞)
『なりたい わたし』(2014年)
『わたしの好きな日』(2010年)
本体2200円+税
A5判変型並製・112頁
ISBN978-4-7837-3533-5
2016年9月刊