鰐を飼うなんて無謀だろうヒトを飼うのはもっと無謀だったが無謀は思ったより楽しいことだった(「食事の時間」) 「あそこにもひとり/夜、なにかになっていた女性がいる/懸命にひとになろうと努力しているのがわかる//ひとになるのがいちばんむずかしい」(「ひとになる」)。からだを軽くする思いがけないユーモア。また歩き出したい、待望の第2詩集! 装画=フィリップ・ジョルダーノ
本体2,200円+税 四六判並製・114頁 ISBN978-4-7837-3417-8 2014年7月刊