安俊暉『灯心草』
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永遠への道
永遠への道
自然のなかに
人間のなかに
そして苦悩のなかにあって
神が見えて来る。
(「五章 続く道」)
信仰と生の灯を見つめ、生きる道しるべとして書き留められた言葉が、いま、詩として見出される。長い月日を経て結実した詩集『武蔵野』前夜、青年期の思索の軌跡を示す第4詩集。
3520円(税込)
四六判並製・208頁
ISBN978-4-7837-4520-4
2023年5月刊
自然のなかに
人間のなかに
そして苦悩のなかにあって
神が見えて来る。
(「五章 続く道」)
信仰と生の灯を見つめ、生きる道しるべとして書き留められた言葉が、いま、詩として見出される。長い月日を経て結実した詩集『武蔵野』前夜、青年期の思索の軌跡を示す第4詩集。
3520円(税込)
四六判並製・208頁
ISBN978-4-7837-4520-4
2023年5月刊
しじみ、と思ったら、
自分の目が映っていた、
具のないみそしるを一口のんで、
両目を啜る、あじは、おれの刑期にふさわしく、
ざりり、と音までしやがった、
(「しじみ」)
わたしが何かしたか。――にんげんの淵に立つ、裸型の発語。詩でしか在りえないものを、ことばの歩行と跳躍がいっしんに指す。未聞の新展開、24篇。高見順賞受賞『裾花』から9年、待望の第4詩集。装幀=水戸部功。好評重版!
〇同じ著者によって
現代詩文庫『杉本真維子詩集』
『裾花』
〇関連書籍
「現代詩手帖」2024年3月号「特集・杉本真維子、生を象る発語」
「現代詩手帖」2015年4月号「小特集・杉本真維子『裾花』を読む」
2640円(税込)
A5判変型上製・112頁
ISBN978-4-7837-4506-8
2023年4月第1刷 2024年2月第2刷