鏡の中の集光点に、ノートの残骸を立たせた時、たちどころに、真っ白に、私は消滅するだろう。(「机上の軍人」) 臨港地帯を巡りながら、移民たちの声を聴き、死者を想う。記憶へも、現在へも、光をあてる新詩集。装画=清宮質文
本体2,400円+税 A5判上製・130頁 ISBN978-4-7837-3329-4 2012年10月刊