私がおまえに託すはずだった新生への希望はこの夏の日ざかりのようにじゅうぶん白かったか(「約束」) 主体のゆらぎを、風景に託し、ゆるやかに視線を移動させてゆく。死の反照としての生の煌めきを甘く、ときに激しいリズムにのせて――。装幀=伊勢功治
本体2,600円+税 A5判上製・130頁 ISBN978-4-7837-3328-7 2012年10月刊