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齋藤恵美子『空閑風景』


第47回高見順賞受賞!


部屋と世界が、触れあえぬまま重なるときの、余剰部分
そこで、外皮から朽ちるとして
最後に、わたくしに、何がひかるか
(「孤影」)

言葉のまなざしに現れる、もっとも遠い一点まで。空洞を鳴らす黙音のふるえ、詩23篇。写真=ひさの

本体2400円+税
菊判変型上製・106頁
ISBN978-4-7837-3534-2
2016年10月刊

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