たかとう匡子『私の女性詩人ノートⅢ』
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新藤凉子から蜂飼耳まで
新藤凉子から蜂飼耳まで
こんなふうに詩では個を徹底して自立させながら、連詩では個を消しているのも面白い。新藤凉子は個を消すことで新しい個を創造する。そこに現代詩の未来を展望する。
(「新藤凉子――接近した連詩の魅力」)
もうここで「女性詩」という言葉を本当の意味での死語にしたい。いま書きとめておきたい大切な詩人たち――新藤凉子、財部鳥子、高良留美子、滝口雅子、日高てる、西岡寿美子、栗原貞子、塔和子、河津聖恵、俵万智、日和聡子、蜂飼耳。次の世代に送る詩人論ノート3部作、完結編! 装幀=井原靖章、切り絵=井原由美子
好評既刊
『私の女性詩人ノート』
『私の女性詩人ノートⅡ』
2750円(税込)
四六判上製・226頁
ISBN978-4-7837-3828-2
2023年7月刊