たかとう匡子『私の女性詩人ノートⅡ』
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第18回日本詩人クラブ詩界賞受賞!
第18回日本詩人クラブ詩界賞受賞!
おびただしい散文の量から現代詩を考えるとき、そのどこを切り取ってもその作品は一篇の〈詩〉だ。詩的であるということは詩のこころの裏打ちがあるからで、石牟礼道子は徹底して自己の内面をくぐらせながら他者、外部を語る詩人と言えよう。内向きへ内向きへと内向きだけになると文化はダメになる。(…)この人をはずしてはほんとうの戦後詩は語れまい。
(「石牟礼道子」)
本体2400円+税
四六判上製・210頁
ISBN978-4-7837-3809-1
2017年10月刊