鈴木正樹『壊れる感じ』
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さりげなく、ジャンルを超える!
さりげなく、ジャンルを超える!
僕は 僕の場所へ 歩いているか
僕は 僕の歩幅で 歩いているか
僕は 僕の時間を 歩いているか
立ち上がる影を 僕の姿だと 言えるか
(「写し」)
女性をテーマに、短歌や評論・物語の枠を超え、落ち込んだりはしゃいだり、哲学したり――。詩と詩をつなげ、現代詩の立ち位置を、さりげなく辺境へと広げる作品群。4年ぶりの新詩集。
本体2500円+税
A5判上製・128頁
ISBN978-4-7837-3544-1
2017年2月刊