さあ雲売り 売っておくれあの雲を僕の雲にしていっしょにながめよう(「所有はややこしい」) すかんと立派に晴れた雲びよりには、きっと雲売りがやってくる。ばくはつ雲、とびはね雲、かくれ雲。あと四分で消えていく雲に、誰かと見る雲。雲売り、今日はどんな雲がおすすめかな? 詩と絵に乗せてつむぐ、うつろう雲の下の出会いと出発の物語。画=著者
本体1,500円+税 A4判変型上製・102頁 ISBN978-4-7837-3333-1 2012年10月刊