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現代詩手帖特集版『シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』

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〈いま、ここ〉を生き抜くために


[インタビュー]辻井喬「詩と哲学を結ぶために」
[対話]今福龍太+港千尋「戦間期――シモーヌ・ヴェイユ、愛、恩寵」
[シンポジウム]最首悟+川本隆史+生田武志+今村純子「シモーヌ・ヴェイユと〈いま、ここ〉」
[特別掲載]河野信子+十川治江「電子とマリア」
[論考]生田武志、今村純子、奥村大介、河津聖恵、栗田隆子、鳥居万由実、吉田文憲
[翻訳]シモーヌ・ヴェイユ詩選/『初期哲学論文集』(抄)
[資料]主要著作解題/年譜/主要文献一覧

労働者に必要なものは、パンでもバターでもなく美であり、詩である――一九〇九年に生まれ、戦間期の混乱を純粋性を結晶させて生き抜いた哲学者シモーヌ・ヴェイユ、その思想の核心を現在において生きなおすにはどうしたらいいのか。ヴェイユの言葉を血肉化し、それぞれの現場において開花させている執筆者たちによる実践的入門書。責任編集=今村純子

本体1,800円+税
A5判並製・216頁
ISBN978-4-7837-1868-0
2011年12月刊

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