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大貫喜也『宙を飛んだ母』

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一点の曇りもなく


十代の初め 病床にあった父の死 そして相次いだ母の死
それからは 古里の豊かな自然環境が私の揺り籠
(「きら星の記憶」より)

人類同士の紛争がつづく現代、平和と希望をたぐり寄せようと、詩人は全方位へと目を見ひらき書きとめていく。第1詩集『黒龍江付近』を上梓した大学4年生の夏から、およそ60年、80歳をこえてなお、旺盛な好奇心に満ちみちた25篇。前作から7年ぶりの新詩集。

本体2,200円+税
A5判上製・94頁
ISBN978-4-7837-3276-1
2011年10月刊

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