来てそこにすがたを現わしてとどまり やがてそこへ通り過ぎてゆくものを迎えて 箱、仮小屋、鳥の巣、オカリナ――なにかを容れ、育んでゆく場所への静かな眼差し。父の掌、キジ鳩やシロハラの佇まい。観察することそのものが、いつしか近しみへと変わってゆく。「現代詩手帖」に短期連載された10篇をふくむ32篇。装幀=清岡秀哉
2860円(税込)A5判上製・120頁ISBN978-4-7837-4660-7近刊・予約受付中