聴くこと/語ること
月に向かって架けられた鉄道の線路のように空に突きでている建物は、同じ形の部屋がかさなりあって月へと延びる。
(「ⅰ 一日花と霧の圧迫もしくは変容のはじまりとして」)
月へと架かる摩天楼のホテル。姿を見せぬ「声」が、そこに通う分身たちの告白を聴きつづける。語ること、聴くことをめぐる緊張と交歓。アナイス・ニンの短編小説「声」に共鳴してうまれた8篇の変奏曲。装幀=間奈美子、写真=村松桂
2860円(税込)
A5判上製・120頁
ISBN978-4-7837-4661-4
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