青空色のおおいぬのふぐりの花が 風に飛ばされ散り散りに消えていった (「ある春の日」) 「おおいぬのふぐりの花言葉は「信頼」「忠実」「清らか」だ。新倉葉音の詩には、この三つの言葉がとてもよく似合う。花を基調に、人への「信頼」と人生への「忠実」、そして母への愛を求めた「清らか」な詩がここにある。」(金井雄二)。9年ぶりの最新詩集。
本体2400円+税A5判上製・104頁 ISBN978-4-7837-3735-32020年10月刊