そして 漕ぎだす舟の いとわしい逡巡を 解きはなってみたくなる (「暗く明るい船出としての」) 運動を秩序づけるために選び取られた三つのフォルム。 造形もまた途上の動線であり発語の自由と絡み合い、 危うく膨らむ交差の痕跡、それだけが残される。 写真=森三千代
本体2500円+税四六判並製・112頁 ISBN978-4-7837-3715-52020年9月刊