透明を きらめき 顕わす 水は陽の額を ほとばしり 流下する(「陽の額」)『視線論』から5年、ひそやかに差し出される。「なお、私は詩と造形にまとわる、かすかな呼吸の促しを受ける。この生息は明らめられ、また記されるだろうか」(「後記」)。装幀=著者
本体2400円+税A5判並製・98頁ISBN978-4-7837-3671-42019年7月刊