詩の本の思潮社

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麻生直子『端境の海』


せめぎあう波に


真綿でくるんだ貝殻骨の小箱を
小走りで手渡してくれた人のやわらかな笑み

唄の島の哀歌の棘のような
多島海の白いほね
(「やわらかなセンサー」)


故郷・奥尻島の波のうねりに身をゆだね、アイヌへ、インドへ、心は旅を続ける。「辺境」に在ることを志向する詩人が紡ぐ、「わたしたちとあなたたち」の終わりない物語。カバー作品=チカップ美恵子、撮影=植村佳弘

本体2600円+税
A5判上製・124頁
ISBN978-4-7837-3610-3
2018年6月刊

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