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暁方ミセイ『魔法の丘』


風景の眼を


光は高純度
あんなにぺらぺら折れながら
酸素もない場所を通ってくるのに
わたしは温かな生命活動を
まだ続けていくのが悲しかった
(「冬の太陽」)


「(正数です/風景は/盛り上がったり生まれたり/せわしない正数の/じゅくじゅくとした蠢動/それらでできた/まるみを帯びた光景です」(「ワールドドーム」)。見つめるものは見つめ返される――。受信体となり、詩人は知覚の縁へと果敢に歩んでゆく。『ウイルスちゃん』『ブルーサンダー』につづく、注目の第3詩集。装幀=カニエ・ナハ

本体2000円+税
A5判変型並製・98頁
ISBN978-4-7837-3594-6
2017年10月刊

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