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【近刊・予約受付中】現代詩文庫『続・財部鳥子詩集』


「無」へと豊かに広がる言葉


七月の空気は透明な裸
恥ずかしいから蓮池に隠れている
大きな葉のしたから蕾を高々と掲げて
みんなに見せている
(「七月」)


「「詩は滅びない。なぜならすでに空無だから」/生き残り、生き抜いた者だからこそ/かくも激しく詩を幻視する。/今ここを突き抜けて「無」へと豊かに広がる言葉。/財部鳥子の詩は、/傷を負った全ての生きものが、帰還をめざす領土だと思う」(小池昌代)。満洲体験にはじまる長い歳月を生き、人の生死を見据えて、年輪を経るごとにみずみずしくも馥郁たる世界をあらわした詩人の後期作品集成。
解説=那珂太郎、入沢康夫、佐々木幹郎、阿部日奈子、渡辺めぐみ

本体1300円+税
四六判並製・160頁
ISBN978-4-7837-1014-1
2017年9月刊

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