寳玉義彦『Picnic』

それは円い空の悲しみ
それは円い空の悲しみ
詩を書きたければ
逃げろ
詩は
逃げ足の速さだけが取り柄
海辺の家々を破壊して押し寄せる波よりも速く
おまえは辺境の銀河で鳴る口笛の中に飛ばなければならない
(「食傷」)
本体2,500円+税
A5判上製・112頁
ISBN978-4-7837-3480-2
2015年7月刊
詩を書きたければ
逃げろ
詩は
逃げ足の速さだけが取り柄
海辺の家々を破壊して押し寄せる波よりも速く
おまえは辺境の銀河で鳴る口笛の中に飛ばなければならない
(「食傷」)
本体2,500円+税
A5判上製・112頁
ISBN978-4-7837-3480-2
2015年7月刊