北川朱実『三度のめしより』

詩の縄のれんをくぐって
詩の縄のれんをくぐって
地べたに足をくっつけて町から町へと歩き、足の裏だけを信じて生きたはずが、ふとしたことがきっかけで、半生をグラリと傾ける。その一瞬にも詩は隠されている。
(「あしのうらがふと空に憧れた」)
〈本書に登場する人物〉
井伏鱒二、内田百閒、東海林さだお、高橋和巳、永井荷風、深沢七郎、天野忠、井川博年、池井昌樹、北川透、佐々木安美、高階杞一、辻征夫、中上哲夫、中原中也、福間健二、八木幹夫ほか
本体2,600円+税
四六判上製・242頁
ISBN978-4-7837-1699-0
2015年8月刊