一人で久しぶり が笑い出す こちら 笑う真似をする ついに久しぶり は始めの話に戻す まだ終らない (「久しぶり」) 「わたしである著者は一人で座布団に座って瞑想するうちに、異端を正統とする想い、換言すると故事放浪の新伝説を作ることとなってしまった」(はじめに)。詩の形を描いたり、書いたり。藤富保男の煌めきあふれる、かろやかなる新詩集。写真・添画=著者
本体1,600円+税 A5変判並製・66頁 ISBN978-4-7837-3442-0 2014年10月刊