空は鈍色にひかり 橋を渡る人はみな夢みている 顔のうすい表皮を落としながら (「橋の記憶」) 記憶と現実を行きかい、見出される光景。この世の裏側をとらえ、言霊を引き寄せる――。幻視の糸をつむぐ、第3詩集。装幀=甘夏図案室
本体2,300円+税 A5判上製・94頁 ISBN978-4-7837-3447-5 2014年10月刊