石牟礼道子『祖さまの草の邑』

第32回現代詩花椿賞受賞!
第32回現代詩花椿賞受賞!
邑というからには川があった
河口があって 当然海があった
命たちはそこから陸に上っていた
(「さびしがりやの怨霊たち」)
生きる者も、死者たちも、すべてを包み込み、花となる石牟礼道子の宇宙。「現代詩手帖」連載の表題作をはじめ、東日本大震災を前後して書かれた「花を奉る」「わたくしさまの しゃれこうべ」ほか、詩人が伝える世界への愛のメッセージ。はじめての詩画集。
【目次】
幻のえにし
さびしがりやの怨霊たち
おしゃら恋唄
龍がお月さまに齧りつく
天の鳥舟
南瓜どのへ
於古世野魚万呂
夢やあわれ
蟇の蟇左エ門
創世記
檻の中の哲学
わたくしさまのしゃれこうべ
火種
精霊たちの浜辺
花を奉る
鼎談=石牟礼道子×高橋睦郎×伊藤比呂美
本体2,400円+税
四六判上製・128頁
ISBN978-4-7837-3423-9
2014年7月刊