和田まさ子『途中の話』
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第26回小野十三郎賞受賞!
第26回小野十三郎賞受賞!
眠る前にきょうのよろこびを三つ書く
二つまでは書けたが
あと一つが見つけられない
(「背中の蝶」)
「橋を見てこころに咲くものがある/川の金箔の波に照らされて/うるおうからだがある/先へ、先へ/ニンゲンの上流へと急ぐ」(「一石橋」)。街を歩いて、躓いて、世間のなかで生きている。『軸足をずらす』で詩歌文学館賞を受賞した詩人による充実の最新詩集! 装幀・装画=井上陽子
https://www.osaka-bungaku.or.jp/award/
2530円(税込)
A5判変型上製・104頁
ISBN978-4-7837-4574-7
2024年6月刊