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2024年9月27日発売 現代詩手帖10月号

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特集 白石かずこ、果てなき詩の航海

対談
高橋睦郎+小池昌代 野放図に闘いつづけた知性

アンソロジー
白石かずこ代表詩選 高橋睦郎・小池昌代 選
Now is the time/ハドソン川のそば/男根/10月のセンチメンタル・ジャーニー/My Birthday/雨季・または脱出の試み/中国のユリシーズ/生霊(カア)/メローを消せ/現れるものたちをして/バス停

レクイエム
吉増剛造 神人ノ長息
井坂洋子 数億光年の一瞬
水田宗子 スピリットは風に乗って 白石かずこさんへ
原 成吉 ジャズとビートと白石かずこ 朗読とトークの記録
バートン・ブルーム エロスと宇宙のはざまで 白石かずことの思い出
山崎佳代子 母
白石由子 母の思い出
津村由美子 白石かずこさんとの日々
岡本 啓 会わない

インタビュー
菱沼眞彦 半世紀をともに過ごして

写真
白石かずこアルバム

資料
白石かずこ年譜1931-2024

特集 シュルレアリスム宣言100周年

論考
朝吹亮二 詩、自由、愛、新たな秩序へ 『秘法十七』『シャルル・フーリエへのオード』
永井敦子 日本の「シュルレアリスム宣言」を読む
京谷裕彰 冨士原清一 ふたたびの東京 一九三七‐一九四四
伊藤琢麻 シュルレアリスム詩と第一言語、第二言語

新連載詩
水沢なお つめたい水 水辺のカーテンがゆれる

クリティーク
守中高明 非‐人間的なるものの詩学(下) 生、不可能、証言

作品
中上哲夫 ドラマのようにはいかない コロナ禍の日々
田野倉康一 TSUKISARA18
渡辺玄英 地球の影が落ちて
広田修 連禱
漆原正雄 どうやらまだ

連載詩
高橋睦郎 山水詩とは 謝霊運へ
平田俊子 花江 なにが詩それが詩

連載
岸田将幸 信じるに値するもの 帰農する宮沢賢治(下) 夢の後のかざぐるま
青野暦 止まり木に詩人のをらぬ夜の秋 明るいページで
青柳菜摘 セルフプレグナンシー セルフインプロヴィゼーション

書評
藤田晴央 煮えたぎる詩的表現 齋藤貢『遠い春』
一方井亜稀 綿々とつづく言葉たちわたしたち 『大崎清夏詩集』
栗原飛宇馬 魅惑的な光学装置 安智史『萩原朔太郎と詩的言語の近代――江戸川乱歩、丸山薫、中原中也、四季派、民衆詩派など』

月評
神尾和寿 問題のある生き方 詩書月評
松本秀文 詩の読み方 詩誌月評
安里琉太 季語と主体Ⅲ 季語を形而上の位置におかないために 到来する言葉[俳句]
笠木拓 外気にさらす裸身の心 川本千栄『裸眼』 うたいこがれる[短歌]

新人作品
10月の作品

選評
川口晴美 書き続けることでしかたどり着けない
杉本徹 現実と、もうひとつの現実

表紙・扉写真=今井智己
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン=中島 浩

定価1430円(本体1300円)


次号2024年11月号は、「特集・新鋭詩集2024/同じ屋根の下で――台湾同志詩の現在」を予定しています。どうぞお楽しみに。

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