詩の本の思潮社

ホーム現代詩手帖 > 2024年5月28日発売 現代詩手帖6月号

2024年5月28日発売 現代詩手帖6月号

null

作品特集 声のありか

作品
吉増剛造 ナノ棒、ナノ棒
藤井貞和 蟻の思惟
長沢哲夫 木のように やわらかく 他二篇
季村敏夫 淼
帷子耀. ヨヒヤミナヘニ 五月からみなつきへ
伊藤比呂美 Diane
管 啓次郎 開拓時代
古川日出男 神域狼狼
新井高子 睦言
大崎清夏 あとに残らないものを作る
橘上 橘上・ソシアリスム(原題:Poème socialisme)
佐藤雄一 吐く前後
山﨑修平 平塚、春、朝の蜂蜜
佐峰存 極楽鳥
野崎有以 ちょうちょとカリヨン
田中さとみ 火星の植物
柴田聡子 さいきん、私は
蜆シモーヌ 供物のへるつ。や ぬたぷ  た 、や

インタビュー
中尾ハジメ 自分たちの手で文化を創る 兄・片桐ユズルのこと

論考
瀬崎圭二 詩を聴くということ

新連載
岸田将幸 見ること、生きること 「私」のリアリティと「よき心根」のひとたち 夢の後のかざぐるま

受賞第一作
中嶋中春 Diamond Life 第62回現代詩手帖賞受賞第一作
花氷 鏡の間から 第62回現代詩手帖賞受賞第一作

連載詩
高橋睦郎 奉仕と返礼 ライナア・マリア・リルケヘ あなたへ
川満信一 筆先の旅 他一篇 言語破れて国興るか
平田俊子 指定席 なにが詩それが詩
江代充 尽くし野にて 集中連載・小冊の栞
高柳誠 M嬢のアリア 集中連載・光の階梯/闇の折り目

連載
蜂飼 耳 事物の向こうを感知する 岡本啓 詩の現在へ
青野 暦 更紗の布がひとつづき 明るいページで[インターポエティクス]
青柳菜摘 セルフィー セルフインプロヴィゼーション[インターポエティクス]

レクイエム
朝吹亮二 榎本櫻湖のこと

クリティーク
小髙美穂 光芒のさきの音を聴く 本誌表紙写真解題(二〇二四年上半期)

レビュー
森山恵 言語前の淵源に在るもの ダンス公演『The Waves』

書評
水島英己 〈うた〉の可能性、〈ことば〉の根拠 秋山基夫『花下一睡』
陶原葵 靄に焙り出された道/あの消えたはずの/わたしの内部 たかとう匡子『ねじれた空を背負って』
金井雄二 思いのこもった、私的詩人論集 平川克美『ひとが詩人になるとき』
張文經 「空」を形どる 澤直哉『架空線』
小笠原鳥類 「おなじみの食品店でぜひお求めください!」、現実には書店だが ピエール・ヴェリー/塚原史訳『サインはヒバリ』

月評
神尾和寿 言葉に用いられて 詩書月評
松本秀文 雷鳴語入門 詩誌月評
安里琉太 Life Easy 阪西敦子『金魚』 到来する言葉[俳句]
笠木拓 パースペクティブと偏愛と 「現代短歌」五月号特集「Anthology of 40 Tanka Poets」 うたいこがれる[短歌]

新人作品
6月の作品

選評
川口晴美 緊張。感電。これ読んでみて!
杉本徹 一喜一憂をこえて

表紙・扉写真=伊丹豪
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン=中島 浩

定価1430円(本体1300円)


次号2024年7月号は、「特集・散文詩の現在」を予定しています。どうぞお楽しみに。

ご予約はこちらから