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イベント情報

古河文学館2024企画展 散文詩の巨人・粕谷栄市

2024年10月01日

◎古河文学館2024企画展 散文詩の巨人・粕谷栄市

2024年9月28日(土)~12月24日(火)
9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日、祝日の翌日、第4金曜日、10月24日(臨時休館)
会場:古河文学館 展示室3
入館料:200円(小中高50円)

『世界の構造』で高見順賞を受賞して以来、一貫して散文形式の詩を書き続けてきた粕谷栄市氏。
幽明の境を自在に往き来する、あるいは、一見、現実にはあり得ない反世界を描いたような粕谷氏の作品について、かつて谷川俊太郎氏は「粕谷さんは生を詩に翻訳する」と評しました。
幻想的でありながら強烈に現実性を感じさせる、しかも本から飛び出し、言葉の壁となって読む者を圧倒するような迫力をもつ粕谷氏の作品は常に高い評価を受けてきました。
これまで刊行した8冊の詩集のうち、実に6冊が文学賞の対象となるなど、粕谷氏は現代詩壇を代表する詩人の一人といえますが、さらにまた、昨年10月には前作から10年ぶりとなる詩集『楽園』を刊行、第42回現代詩人賞を受賞しました。まさに「散文詩の巨人」というべき稀有な存在です。
本展では、古河生まれ古河育ち、そして現在も古河在住という、生粋の古河人でもある粕谷栄市氏の詩業と作品の数々を紹介します。圧倒的な粕谷詩の世界をご堪能いただければ幸いです。

古河文学館
〒306-0033 茨城県古河市中央町3丁目10番21号
電話:0280-21-1129
交通:JR宇都宮線(上野東京ライン・湘南新宿ライン)「古河駅」下車 徒歩15分
(上野・新宿から約60分、大宮から約40分、宇都宮から約45分)
東武日光線「新古河駅」下車 徒歩25分
(浅草駅から約70分、南栗橋から約10分、新栃木から約30分)
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/soshiki/6_1/754.html
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〇関連書籍
『楽園』
現代詩文庫『粕谷栄市詩集』
現代詩文庫『続・粕谷栄市詩集』
「現代詩手帖」2024年7月号「特集・散文詩の自由」

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