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イベント情報

メリンダ・スミス氏来日記念、関連イベント

2023年09月19日

9月30日(土)
13:00〜ワークショップ/18:00〜トーク&リーディング
出演:メリンダ・スミス、川口晴美、菊地利奈

ワークショップ
poettry transcreation workshop
13:00〜16:00 12:45開場
会場:早稲田大学39号館6階 第7会議室

トーク&リーディング
詩の共訳~コラボレーティブ・アートとしての試み~
18:00〜20:00 17:45開場
会場:室伏鴻アーカイブカフェ SHY
新宿区早稲田鶴巻町557小笠原ビル1F
料金:2000円(ワインをご自由にお飲みいただけます)
定員:20人

申込:kikuchi@biwako.shiga-u.ac.jp(菊地)

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オーストラリアの詩人、メリンダ・スミスさんをお招きして、ワークショップ、トーク&リーディングイベントを行います。英語で書いている詩人と日本語で書いている詩人が、「詩」という共通言語を介して互いの作品を翻訳するとき、なにがおこるのか。

2017年のキャンベラ詩祭に日本から伊藤比呂美さん、山崎佳代子さん、川口晴美さん、新井高子さんが参加されました。そのとき実際に共訳作業を体験したメリンダ・スミス、川口晴美両氏と、ふたりの間の架け橋となった滋賀大学の菊地利奈氏が、その方法、体験談、共訳作業から受けた影響を語ります。

当日は、前半で、英語圏で日常的に行われているクリエイティブ・ライティングの例を参考にしたワークショップを行い、後半、場所を移動して、トークとリーディングの小さな会を予定しています。なお、10月6日は滋賀大学、10月7日には京都・徳正寺にて、それぞれ対談、朗読の出演が予定されています。お楽しみに。

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メリンダ・スミス
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州出身。オーストラリア国立大の法学部及び日本研究科卒。法律家、公務員、ITコンサルタント、大学教員をしながら、英ケンブリッジや米ワシントンDCで暮らす。詩集『ドラッグしてロック解除/緊急電話』(drag down to unlock or place an emergency call, Pitt Street Poetry, 2013)が2014年オーストラリア総理大臣文学賞を受賞。作品はイタリアやインドネシア語に翻訳されている。

川口晴美
福井県小浜市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。東京在住。1985年、第一詩集『水姫』。2009年の詩集『半島の地図』で第10回山本健吉文学賞受賞。詩集『Tiger is here.』(思潮社、2015年)で第46回高見順賞、『やがて魔女の森になる』(思潮社、2021年)で第30回萩原朔太郎賞を受賞。2023年3から5月にかけて「世界が魔女の森になるまで 第30回萩原朔太郎賞受賞者 川口晴美」展開催。川口晴美監修、菊地利奈翻訳『喜ビ苦シミ翻ル詩 pleasant trouble日豪対訳アンソロジー』がある。

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メリンダ・スミス+菊地利奈対談
他者を生きる~読書を通してあなたもわたしも〈100万回生きたねこ〉になる~

10月6日(金)13:00~14:20
場所:滋賀大学 総合研究棟〈士魂商才館〉3階セミナー室Ⅰ
人生は一度、自分はひとり。「もしあのとき別の選択をしていたら……」と想像することはできても、そのときに別の選択をした自分の人生を(今の自分の人生を維持しながら)生きることはできません。人間が自分の人生で実際に体験できることは限られています。本対談では、詩(本)を読むことで他者の人生を追体験することと人間が共生することの関係について、オーストラリアの詩人、メリンダ・スミスさんにお話していただきます。(使用言語:日本語と英語。通訳なし)

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詩祭 百年のわたくし巻六

10月7日(土)16:00〜19:00
第1部 菅木志雄氏講演「わが妻 富岡多惠子」
第2部 朗読
素潜り旬/季村敏夫/メリンダ・スミス+菊地利奈
時里二郎/藤原安紀子/荒木みどり+吉田省念 /扉野良人
場所:徳正寺
料金:2500円 定員:40名
申込:info@tokushoji1476.com

https://tokushoji1476.com