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イベント情報

来者のことばを聴く

2023年03月28日

「現代詩手帖」4月号「特集・ハンセン病の詩」刊行記念イベント
~「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」展と
「趙根在写真展 地底の闇、地上の光―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」展 関連企画~

日時:2023年4月7日(金)19:00~
出演:木村哲也(国立ハンセン病資料館学芸員)
   岡村幸宣(原爆の図 丸木美術館学芸員)
場所:忘日舎(〒167-0042 東京都杉並区西荻北3丁目4-2)
参加費:2000円(会場参加)
問合:vojitsusha@gmail.com
申込:https://peatix.com/event/3541341/view?k=40dda31c56c2f2f5d4f3d3521f2f65be3ff4e5e7


ただいま国立ハンセン病資料館で「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」展、原爆の図 丸木美術館で「趙根在写真展 地底の闇、地上の光 ―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」展が開催中です(ともに5月7日まで)。

国立ハンセン病資料館では今回の展示に合わせ、大江満雄編『詩集 いのちの芽』を70年ぶりに復刊、同館学芸員・木村哲也さんのお声がけで「現代詩手帖」4月号「ハンセン病の詩」特集が実現しました。ハンセン病のことを「ことば」「詩」の問題としてもう一度考える機会になればと願っています。

今回は、同時開催となったハンセン病資料館、丸木美術館の展示を担当された学芸員の木村さんと岡村さんをお招きして、展示にあたっての熱い思いをお伺いいたします。

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「ハンセン病文学の新生面
『いのちの芽』の詩人たち」
2023年2月4日(土)~5月7日(日)
国立ハンセン病資料館
https://www.nhdm.jp/events/list/4942/

「趙根在写真展地底の闇、地上の光
―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病―」
2023年2月4日(土)~5月7日(日)
原爆の図 丸木美術館
https://marukigallery.jp/6098/

***

「現代詩手帖」2023年4月号(3月28日発売)
アンソロジー◎木村哲也編『いのちの芽』の詩人たち
論考・エッセイ◎若松英輔、姜信子、沢知恵、アサノタカオ、
山川冬樹、岡村幸宣 レビュー◎宗近真一郎
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3013.html




平川綾真智 NFT現代詩展 『転調するために』

2023年03月09日

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平川綾真智 NFT現代詩展 『転調するために』

web上の詩の潮流をリードする1人、平川綾真智さんの初めてのNFT作品の展覧会です。
情報随時更新。
*本展にあわせ、多数の関連イベントを同時多発的に開催! 詳細は下記をご参照ください。

会期:2023年3月15日〜

会場:メタバース美術館
https://oncyber.io/ja/ayamachi_hirakawa_2023

展示風景紹介


鑑賞方法
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関連イベント
関連イベント情報(随時更新)
https://lit.link/tenchousurutameni

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「ポエットVR」~トークセッション・メタ現代詩~
Web3へ発するトークと詩の朗読!

日時:2023年4月21日(金) 20:30開演(20:00開場)

アーカイブ視聴


出演:広瀬大志、おきゅたんbot、ikoma(胎動LABEL/渋谷のポエトリーラジオ)、平川綾真智& more

「ポエットVR」概要
生成系AIの加速度的な発達、Web3,0の概念など大きく動き出している昨今、これまで人間の心を掴む詩を書く特権的な存在だった詩人の動きも大きく変わるかもしれません。
このイベントは、領域横断していきながら広がっていく現代詩と社会の動向を発信し、トークや詩の朗読など盛りだくさんの輝く時間を、あなたにお届けいたします。

トークイベント「20時間後のオープニングセレモニー」

日時:2023年3月15日 20:00start
Twitterスペース上で開催(アーカイブを下記から視聴できます)
https://twitter.com/i/spaces/1yoKMZMODDjGQ

先行企画メタバース・イベント展「#bondeeメモポエトリー展」
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メタバースSNS「Bondee」を使用した詩の個展です。
80枚以上のメモポエトリーが、NFT現代詩展の会期中に変化していきます。

Bondeeに参加している方は、下記QRコードからアクセス
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Bondeeのダウンロードはこちらから
AppleStore
GooglePlay

『転調するために』概要
来るべきシンギュラリティを祝福し、詩人の平川綾真智による個展『転調するために』を開催いたします。私たちは、新しい場所へと来ました。生成系AIの加速度的な発達は、人工知能と人間の臨界点であるシンギュラリティ(技術的特異点)の到来を予見させます。特権的に、人の心へ響く詩を創出してきた人間存在が抱える孤独は、もうすぐ新たな場所へと向かいます。

本展は、メタバース会場とNFT現代詩作品の交差を起点に、詩人の新しい場所への移行と確立の考察を試みます。転調するために、私たちが向き合うべき社会の詩的体験に、ご期待ください。

プロフィール
平川綾真智 
詩人。1979年7月9日、鹿児島県生まれ。熊本県で思春期を送り、詩の活動を開始。
詩誌での活動と並行し、2000年以降のweb上の詩の潮流をリードする一人。
日本現代詩人会、日本詩人クラブ、詩誌『みなみのかぜ』等に所属。「シュルレアリスムと音楽」に関する研究や、音声コンテンツ「礫の楽音」での発信など、その活動は多岐に渡る。
詩集に、『市内2丁目のアパートで』(詩学社/2002)、『202.』(土曜美術出版販売/2009)、『h-moll』(思潮社/2021)。

後援:思潮社