ハンセン病文学と出会う
『詩集 いのちの芽』岩波文庫 刊行記念トークイベント「ハンセン病文学と出会う」
日時:2024年10月25日(金) 19:00-21:00(18:30 開場)
出演:木村哲也(国立ハンセン病資料館)、西浩孝(編集室水平線)、伊藤幸太(忘日舎)、藤井一乃(思潮社、司会)
会場 Space & Cafe ポレポレ坐(JR総武線・東中野駅)
〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目4−1 ポレポレ坐ビル1F
料金 2000円+1ドリンク
*会場での現金支払いのみ。当サイトでお申し込み後、イベント当日は受付でお名前をお知らせください)
申込:https://peatix.com/event/4124121/
共催 編集室水平線、忘日舎
後援 岩波書店
今年8月、岩波文庫にて大江満雄編『詩集 いのちの芽』が刊行されました(オリジナル版は1953年、三一書房より刊行)。
本詩集は、昨年、国立ハンセン病資料館の企画展で再刊され広く話題を呼びましたが、それまで一度も再刊されたことがなく「幻の詩集」となっていました。
しかしこの71年間の間にも、大江満雄、村松武司、永瀬清子、鶴見俊輔、姜信子、若松英輔…等々。ハンセン病文学の灯を絶やすことなく読み継ぎ、受け継いできた人たちがいます。今回のトークイベントでは、編集者、出版者、書店主、学芸員それぞれの立場から、ハンセン病文学に深く学びながら仕事をしてきたメンバーが集まり、先人たちにも思いを馳せながら、いま、私たちがハンセン病文学とどう出会い、読み継ぐか、『詩集 いのちの芽』を手に、その可能性を語り合います。
出席者プロフィール:
木村哲也:国立ハンセン病資料館学芸員。2023年企画展「ハンセン病文学の新生面―「いのちの芽」の詩人たち」担当。『詩集 いのちの芽』(岩波文庫、2024年)解説を執筆。
西 浩孝:「編集室水平線」社主。『癩者の憲章―大江満雄ハンセン病論集』(大月書店、2008年)、木村哲也『来者の群像―大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(編集室水平線、2017年)の編集を手掛ける。
伊藤幸太:西荻窪にあった書店「忘日舎」店主(現在、インターネットのみで営業)。ハンセン病文学関係の書籍を積極的にあつかい、サウダージ・ブックスのアサノタカオ氏と読書会「やわかくつなげる」なども開催。