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イベント情報

四元康祐『詩人たちよ!』刊行記念トーク&リーディング

2015年03月23日

undefined四元康祐『詩人たちよ!』刊行記念トーク&リーディング

日時=4月11日(土)13:00~(開場:12:30)
場所=日本近代文学館講堂(東京都目黒区4-3-55(駒場公園内)/tel03-3468-4181)

第1部
野村喜和夫×四元康祐×柏木麻里(KOHAKU出演)

第2部
谷川俊太郎×四元康祐


四元康祐氏が、デビュー以来の主要詩論を集成する『詩人たちよ!』(思潮社)をまもなく刊行します。詩を主題とする小説『偽詩人の世にも奇妙な栄光』(講談社)と本書が相次いで出版されるのを機に、ドイツから一時帰国。初の書き下ろし新詩集『詩に就いて』(思潮社)をまもなく刊行する谷川俊太郎氏、現代詩の前線で活動する野村喜和夫氏、柏木麻里氏とともに、いまこの時代状況のなかで、日本語詩と詩人の在り方を考えます。リーディングをふくむトークセッションです。読み語り合う、詩と私たちのこれから、ご期待ください!
当日第1部で、吉川真澄(うた)、柏木麻里(詩)、大須賀かおり(ピアノ)の3人による童謡ユニット「KOHAKU」も短い時間ですが出演します!

会費=1500円
予約・問合=思潮社編集部
tel03-3267-8141/fax03-3513-5867/e-mail: sichosha@sight.ne.jp
(メールでご予約の際は、お名前、人数、電話番号、メールアドレスをお書きください)




台湾現代詩ワークショップ「台湾現代詩のポストモダン:夏宇と唐捐、そして鴻鴻」

2015年03月23日

台湾現代詩ワークショップ
「台湾現代詩のポストモダン:夏宇と唐捐、そして鴻鴻」


日時:4月26日 AM10時~PM6時半
場所:キャンパス・イノベーションセンター東京408号室(JR田町駅芝浦口下車、東工大キャンパス内)

[第1部・シンポジウム:台湾現代詩のポストモダンとは何か]AM10時から
出演=楊佳嫻、林巾力、三木直大ほか
[第2部・ワークショップ:夏宇詩の読み方・唐捐詩の読み方・総合討論・詩の朗読]PM1時から
出演=唐捐、鴻鴻、四方田犬彦、野村喜和夫、池上貞子、及川茜ほか

日本語通訳あり
参加費無料

『時間は水銀のごとく地におちる――夏宇詩集』(池上貞子編訳)、『誰かが家から吐きすてられた――唐捐詩集』(及川茜訳)が、昨年末に思潮社から刊行されました。台湾現代詩人シリーズの新しい2冊です。残念ながら夏宇さんはおいでになりませんが、夏宇さんと親交のある鴻鴻さん、詩人の唐捐さんと楊佳嫻さん、台湾現代詩研究者の林巾力さん、そして詩人の野村喜和夫さん、今年1月に『台湾の歓び』(岩波書店)を出版されたばかりの四方田犬彦さんをゲストにむかえ、現代詩を中心に1990年代からの台湾文化を考えるワークショップを開催いたします。

主催:台湾現代詩研究会 後援:思潮社
問合=naomiki@hiroshima-u.ac.jp(三木)

「夏宇の名前をいつ、どのように知ったのか。わたしは今、記憶の底を穿り返してそれを思いだそうとしているのだが、うまく行かないでいる。何回目かの台北滞在の折に、偶然に書店で発見したのだったか。それとも面白いからといわれて、知人に勧められたのか。ともあれそれは1990年代後半のことで、当時、事物が地上において磨滅してゆくという現象をめぐって書物を準備していたわたしは『摩擦/無以名状』という未知の詩集の題名に、強くひかれたものを感じたのだ。」――四方田犬彦『台湾の歓び』より

「(鴻鴻さんの詩には)映像作家らしい映像的な手法で、いまを生きる「生」そのものの切り口を、カット割りにして見せられていくような印象を持ちました。(中略)。グローバルな普遍性というと言い過ぎかもしれませんが、日本で暮らしているわれわれが読んでも、まるですぐ隣りで起きているような、共有できるところの多い世界でした。」――野村喜和夫「現代詩手帖」2012年2月号より


台湾現代詩人シリーズ刊行記念トーク「ゴダール、エドワード・ヤン、そして台湾現代詩」

2015年03月23日

台湾現代詩人シリーズ最新刊/四方田犬彦『台湾の歓び』刊行記念トーク
「ゴダール、エドワード・ヤン、そして台湾現代詩」


日時:4月25日 午後4時~7時
場所:東京荻窪・6次元(JR荻窪駅徒歩5分、杉並区上荻1-10-3-2F)
http://www.6jigen.com/

[第1部・トーク]四方田犬彦+鴻鴻
[第2部・朗読]鴻鴻、唐捐、楊佳嫻、四方田犬彦

料金:1,000円(1D付)要予約  日本語通訳あり
予約方法=件名を「台湾現代詩」とし、氏名、人数、電話番号を明記の上メール
問合・申込=rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp
主催:思潮社 共催:台湾現代詩研究会、66現代詩プロジェクト

「詩人にして舞台と映画の監督である鴻鴻は、楊徳昌から受けた大きな影響を率直に話してくれた。(…)彼は『恐怖份子』で助監督を務め、『牯嶺街少年殺人事件』では脚本に参画した。いうなれば、楊徳昌の薫陶を受けることで映画界に導かれた人物である。彼は語った。「楊徳昌も僕も、フランスのヌーヴェルヴァーグが大好きだった。戒厳令下の台湾にあってそれを知り、なんとか台湾で新しい映画を築き上げようと、彼は努力したのだ。(…)『海辺の一日』という二時間四十分のフィルムを観たとき、僕はもう映画の勉強ためにフランスに行くことはない、楊徳昌のところで学べばよいとわかった。(…)楊徳昌はこうして、僕にとって父親に近い存在になった。だから彼の影響からいかに逃れるかが課題となり、それは大変なことだった。」」――四方田犬彦『台湾の歓び』より