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イベント情報

台湾現代詩人シリーズ刊行記念トーク「ゴダール、エドワード・ヤン、そして台湾現代詩」

2015年03月23日

台湾現代詩人シリーズ最新刊/四方田犬彦『台湾の歓び』刊行記念トーク
「ゴダール、エドワード・ヤン、そして台湾現代詩」


日時:4月25日 午後4時~7時
場所:東京荻窪・6次元(JR荻窪駅徒歩5分、杉並区上荻1-10-3-2F)
http://www.6jigen.com/

[第1部・トーク]四方田犬彦+鴻鴻
[第2部・朗読]鴻鴻、唐捐、楊佳嫻、四方田犬彦

料金:1,000円(1D付)要予約  日本語通訳あり
予約方法=件名を「台湾現代詩」とし、氏名、人数、電話番号を明記の上メール
問合・申込=rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp
主催:思潮社 共催:台湾現代詩研究会、66現代詩プロジェクト

「詩人にして舞台と映画の監督である鴻鴻は、楊徳昌から受けた大きな影響を率直に話してくれた。(…)彼は『恐怖份子』で助監督を務め、『牯嶺街少年殺人事件』では脚本に参画した。いうなれば、楊徳昌の薫陶を受けることで映画界に導かれた人物である。彼は語った。「楊徳昌も僕も、フランスのヌーヴェルヴァーグが大好きだった。戒厳令下の台湾にあってそれを知り、なんとか台湾で新しい映画を築き上げようと、彼は努力したのだ。(…)『海辺の一日』という二時間四十分のフィルムを観たとき、僕はもう映画の勉強ためにフランスに行くことはない、楊徳昌のところで学べばよいとわかった。(…)楊徳昌はこうして、僕にとって父親に近い存在になった。だから彼の影響からいかに逃れるかが課題となり、それは大変なことだった。」」――四方田犬彦『台湾の歓び』より