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現代詩文庫『蜂飼耳詩集』

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新シリーズ 3冊同時刊行!


これ聴いたらしんでしまう
これって なに
おおすけ こすけ いま とおる
音たてちゃ いけない 今夜は
もの音たてちゃ
いけない
(「食うものは食われる夜」)

「柵も境界線もない、外に向かって開かれたこの空間でこそ、《狼の残響》が私たちに迫るのだ」(堀江敏幸)。第1詩集『いまにもうるおっていく陣地』で2000年中原中也賞を受賞。以来この時代の詩を模索し続けてきた新世代の旗手の、今日までの全詩を収める。解説=荒川洋治、藤井貞和、田中和生、日和聡子。

*蜂飼耳、荒川洋治氏による発刊記念トークセッションが9月3日、ジュンク堂池袋本店で行われます!

本体1,300円+税
四六判並製・162頁
ISBN978-4-7837-0979-4
2013年7月刊

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