わたしは 存在しているのだろうかわたしは 生きているのだろうかわたしは 愛を知りつくしたのだろうか(「老いの身に想う」) 老いとは、歳月と対話を重ねていくこと、これが最後と思い定めて一篇の詩を紡いでいくこと。ときを積み重ねて、ことばを積み重ねて、いま生の涯てに立ち現れる、わがミクロコスモス。題字=呉炳学
本体2,800円+税 A5判上製・130頁 ISBN978-4-7837-3316-4 2012年8月刊