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タケイ・リエ『まひるにおよぐふたつの背骨』

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あかるんでくる


枝葉の繁るまひるの闇
(打ち砕く)舌を押しつける
(「岸」より)


「身体に閃く感覚の瞬間。そのことに向き合って、言葉の眼差しでひたすらに見つめ、言葉の指先で探っていったところから、理屈では切り拓くことのできない時間と空間があらわれてくる。詩の地平となった身体だけが、その場所に届く」(川口晴美)。自分のものとなったたしかな言葉をぎりぎりまで追いこんで、言葉そのものの身体に至る第2詩集。写真=渡辺寛之

本体2,000円+税
四六判並製・94頁
ISBN978-4-7837-3269-3
2011年10月刊

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