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御世の戦示の木の下で

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中尾太一著

わたしたちは友達なんかじゃないさ
手遅れもなく、危機もなく、透明な火葬はフィルムにうつった朝焼けだ、貴方と睦みあったざんぱんの痙攣づたいに降りてきた悪魔だ

 
詩と身体の痛ましい反射を、あくまで叙情の詩学によって愚直に貫徹させる。現在という時間から寸断された数個の声=生の、拒絶と再会をめぐる物語。そのやわらかな激情が今、他者の庭に実っていく。『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』を誠実にふまえ、新たな踏み出しを刻む、待望の第2詩集
装幀 麻生アユミ

本体2,200円+税
A5判変型125頁
ISBN978-4-7837-3156-6
2009年10月刊




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』

本体2,000円+税
菊判変型93頁
ISBN 978-4-7837-2198-7
2007年6月刊

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