【近刊・予約受付中】山尾悠子『鏡の角度』
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想像力の庭、ひらく
想像力の庭、ひらく
そして虚空の我が目は遠く水を呼んだのであり、夜の黒松よ上屋敷の屋根瓦の波よ。
エンタシスの狭間より煌々と灯りを放つ夜の美術館よ。
(「エンタシスと黒松の美術館」)
「――鏡の角度が変わっていた。スワと別れてから、あのひとが新たにその部分だけ描き直したのだ。奥二重の吉祥天女のようなスワの幼な顔が、明るくひかりを反射する鏡のおもてからスワを見返していた」(「スワンの恋」)。夢見の塔、炎上する夜の宮殿、老画家と少女。光と反射の奥へ、詩と散文のあわいをゆく12の言葉の庭。「現代詩手帖」好評連載、待望の書籍化。カバー写真=著者、図版=アタナシウス・キルヒャー、装幀=柳川貴代
2420円(税込)
A5判上製・104頁
ISBN978-4-7837-4653-9
近刊・予約受付中