ひらひらひらと舞いかかる 七色の虹せつなくも 銀平! (「銀平」) 「銀平」という魚の夢で目覚めた。「わたしは、生涯、この夢を忘れることはないだろう」。演ずるように詩を書いてきた。三つ子の魂百まで。わたしは詩のなかで、少女にも老婆にもなれる。軽やかな諧謔。現代詩文庫『三井喬子詩集』をへて、前詩集『山野さやさや』から6年ぶりの新詩集。
2640円(税込)四六判並製・112頁ISBN978-4-7837-4610-2近刊・予約受付中