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安智史『萩原朔太郎と詩的言語の近代――江戸川乱歩、丸山薫、中原中也、四季派、民衆詩派など』

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16年ぶりの評論集


本書は、「萩原朔太郎」のテクストを主軸もしくは隠れた軸線として浮かび上がる、近代日本の詩人・文学者たちの問題を追ったものである。
(「あとがき」)


「テクストの韻律に精妙に耳を澄まし、詩史の文脈に分け入り、近代日本の「マイナー文学」の最高の実践者・萩原朔太郎の創造の秘蹟を、安智史は鮮やかに浮かび上がらせる」(松浦寿輝)。江戸川乱歩や稲垣足穂、丸山薫・中原中也・吉本隆明と四季派、白鳥省吾ら民衆詩派vs北原白秋……。党派を超えた詩人・文学者たちと萩原朔太郎の交差する地点を明らかにする画期的労作。『萩原朔太郎というメディア ひき裂かれる近代/詩人』につづく16年ぶりの評論集。装幀=中島浩

5940円(税込)
四六判上製・568頁
ISBN978-4-7837-3832-9
2024年3月刊

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