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竹中優子『冬が終わるとき』

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第59回福岡県詩人賞受賞!


許すことと許さないことはいつも同じだけ難しいから
人は微笑みを覚える
(「暴風域」)


「何を書いても自己愛の甘さは皆無。夢中になって他者を描き、その他者のなかに映る自分を、おおらかに放し飼いにしている」(小池昌代)。「この詩集を通して流れる川、それは大きくいえば文明の川なのだ。ああここには、世界中だれにでも共有される物語がある」(岡本啓)。伸びやかな言葉とたしかな意志で、季節を渡っていく、詩の風、散文の川。生をあざやかに書き継ぐ、現代詩手帖賞詩人の第1詩集。好評重版!装画=長谷川海、装幀=戸塚泰雄

2200円(税込)
四六判並製・96頁
ISBN978-4-7837-4512-9
2022年10月第1刷 2023年4月第2刷

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